テーマ:■大阪探検■(678)
カテゴリ:八百八橋散歩
木津川の分流点に昭和橋が架けられたのは昭和7年のことである。 この路線は計画道路梅田九条線(土佐堀通)に当たっており、市電路線でもあった。 主橋部には支間長69mのタイドアーチが適用されたが、橋が土佐堀通りから川口へ斜めに渡るため、67度近い斜橋となっているため斜めになったアーチ橋という大変設計の難しい構造となっている。 大きな橋体の重量を支える基礎には、軟弱地盤であることを考慮に入れ、長さ22~25mの木杭が、両側で千本以上も打ち込まれている。 宮本輝氏の■泥の河■は、この橋の描写から物語が始まっている。 (▲土佐堀川と木津川の交わるところ。) 堂島川と土佐堀川がひとつになり、安治川と名を変えて大阪湾の一角に注ぎ込んでいく。 その川と川がまじわる所に三つの橋がかかっていた。 昭和橋と端建蔵橋、それに船津橋である。 橋長:82.8m 幅員:25.5m 形式:アーチ橋(タイドアーチ) 完成:昭和7年 行政区:西区 河川名:木津川 アクセス:OsakaMetro千日前線・中央線 阿波座駅 10番出口 およそ450m 徒歩7分 (▲剣山のようなものが橋に!登らないようにということか。) ■木津川に架かる橋■ 昭和橋 - 土佐堀通 木津川橋 - 本町通 木津川大橋 - 中央大通・阪神高速16号大阪港線 大渉橋 松島橋 伯楽橋 - 長堀通 千代崎橋 ■大正橋■ - 千日前通 大阪環状線木津川橋梁 大浪橋 - 大浪通 木津川橋 - 国道43号・阪神高速17号西大阪線 千本松大橋 新木津川大橋 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.06.08 01:16:12
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