テーマ:読書(8206)
カテゴリ:読書
呉服太物問屋の若旦那・綾太郎は悩んでいた。 商売敵とはいえ、三百年続いた京の呉服問屋・井筒屋の暖簾をこのまま消してよいものかと。 悩んだ末に相談に行った本両替商・後藤屋の大旦那からまさかの条件を突き付けられた綾太郎は、決着をつけるため、着物始末屋の余一とともに井筒屋へと向かった。 一方、一膳飯屋の看板娘・お糸は十五のときから一途に思いを寄せていた余一と結ばれ、これから生まれてくる我が子の幸せを願い、ひと針ひと針、愛情を込めておしめを縫っていた──。 市井の人情や温かさを描いた感動の大人気シリーズ、堂々の完結!! 全十巻の物語をやっと読み終えた。 3月のはじめに6巻まで借りていたのだが、3月途中から5月中旬まで図書館閉鎖というハプニングがあった。 ●読書メモ● ●山同心 おまけに暮れ六ツ(午後六時)になると山同心に追い出されるため、夜桜見物もできなかった。 ◎江戸幕府成立時、徳川家直参の足軽を全て同心としたため、忍者を祖先とする伊賀同心、甲賀同心、鉄砲組の百人組、郷士の八王子千人同心等、様々な同心職ができた。 「山同心」で検索したが見つけることができなかった。 文字どおり「山」に関係する同心だろうと思う。 また、大阪市には、「同心」という地名があるが、江戸時代の同心の屋敷があった場所だ。 また近くに、「与力町」もある。 ●布団は値が張るため、貧乏人は買い替えどころか綿の打ち直しもめったにしない。 ■しのぶ梅 着物始末暦■ ■藍の糸 着物始末暦(二)■ ■夢かさね 着物始末暦(三)■ ■雪とけ柳 着物始末暦(四)■ ■なみだ縮緬 着物始末暦(五)■ ■錦の松 着物始末暦(六)■ ■なでしこ日和 着物始末暦(七)■ ■異国の花 着物始末暦(八)■ ■白に染まる 着物始末暦(九)■ ■結び布(ぎれ)着物始末暦(十)完■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.06.23 00:58:16
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