古手屋喜十為事覚え 宇江佐真理
★★★浅草のはずれで古着屋を営む喜十。嫌々ながら北町奉行の手伝いをするはめになり、今日も江戸の町を駆けずり回る・・・ほろりと泣かせる新シリーズ、開幕!古手屋喜十為事覚え2011年9月発行 新潮社 253p【内容情報】(「BOOK」データベースより)浅草は田原町の喜十の店に、今日も北町奉行所隠密廻り同心の上遠野平蔵がやってきた。べっとりと血の痕がついた黄八丈を指し、事情を知らぬかと問うてくる。汗をかきかき聞き込みを重ねる喜十の前に、水茶屋から身を落とした娘の影がちらついて…。【目次】(「BOOK」データベースより)古手屋喜十/蝦夷錦/仮宅/寒夜/小春の一件/糸桜感想 ★★★ 古手屋って古着屋さんのことです。 そこの主人が同心の手伝いをして6つの事件の解決にかかわる。 衣服を手掛りにするというのが興味深かった。 もう少し主人公に魅力があればよかったのにな。 愚痴っぽい人だったので あまり応援する気持ちになれなかったのが残念。 相棒の同心もいい人じゃなかったし、 読んでいて もやもやしました。