ウエディング・ベル 五十嵐貴久
★★★ウエディング・ベル2011年5月発行 実業之日本社 287p【内容情報】(「BOOK」データベースより)銘和乳業課長のわたし(川村晶子)は、38歳にして14歳年下の児島くんと結婚を決意。だが、友人は好奇の目で見る、双方の家族の反応もばらばらで、賛成あり、微妙な品定めあり、断固反対もあり。くわえて、新しい人気ドリンクでも、難問山積。二人がウエディング・ベルを鳴らす日はいつのこと…。感想 ★★★ 『年下の男の子』の続編。 14歳年下の彼って 女子としてとてもうらやましい状況だけど 周囲の反応や将来を考えると 安心もしていられない。 38歳という年齢の晶子。 仕事の中心となるべき年齢で そちらの面でも 大活躍。 彼である児島君はとてもよくできた人物。 年の差を考えて(しかも女性が年上) 晶子の父親は強硬に反対するのだけど いやいや、おとうさん、 とてもいいお話でしょう。と言いたいです。 さてふたりのウェディング・ベルは鳴るのでしょうか。 まだまだ続編がありそうですよ。 できれば あまりひっぱらないでいただきたいかな。 『年下の男の子』は文庫本がこの4月に出ました。 年下の男の子