ウィンター・ホリデー 坂木司
★★★☆好評『ワーキング・ホリデー』の2人が帰ってきた! イベント盛り沢山、家族の温もり恋しい冬を父子と仲間、そして母はどう過ごす?ウィンター・ホリデー2011年1月発行 文藝春秋 397p【内容情報】(「BOOK」データベースより)届けたい。間に合わないものなんてないから。一人から二人、そして…。父子の絆の先にある、家族の物語。父親は元ヤン・元ホスト・現宅配便ドライバー、息子はしっかり者だけど所帯じみてるのが玉にきずの小学生。冬休み、期間限定父子ふたたび。感想 ★★★☆ 宅配便ドライバーのヤマトと別れて住む息子・進の物語。 『ワーキング・ホリデー』の続編。 ヤマトってば不器用すぎ。 でも進を愛する心はやっぱり父親なんだなぁ。 宅配便の仲間や進の友人、昔の仲間に 見守られ助けられつつ 二人は手探りながらも関係を深めていく。 寒い冬の暖かい物語。 ヤマトの周りの人々の言うことがとても深いんだけれど、 人柄があったかいので教訓臭くなくていい! 私も、ジャスミンにびしっと指南してもらい、 雪夜にやさしく諭してもらい、 ボスに大人としての常識をこんこんと説教してもらいたい。 ヤマトも彼らに指導されてもっといい男になって いずれは由希子と、、、だといいなぁ。 それは次回作以降のお楽しみですね。 (って、まだ続きありますよね?) 『和菓子のアン』とのセルフコラボもありましたよぉ。 そんなつながりがあるとは! ワーキング・ホリデー 和菓子のアン