黄金街 三田完
★★★大事な人をなくし、いまは小さなバーを営む渚。街のギター流しの入院を聞き、思いは揺れる。切なくも温かい人生を切りとる珠玉の六篇黄金街2012年4月発行 講談社 216p【内容情報】(「BOOK」データベースより)生きるとは巡り逢うこと。不器用で、孤独で、そこはかとない。でも、必ず寄り添う誰かがいるー「人情の名手」が綴る切なくも温かい珠玉の六篇。じんわりと心に響く、珠玉の短編集。【目次】(「BOOK」データベースより)ファインプレイ/黄金街/パタパタ小父さん/しあわせの鐘/通夜噺/青い鳥感想 ★★★ ノスタルジックな雰囲気の6つの短編。 かつての誰かとの触れ合いが自分を助け育ててくれ、 自分も他の誰かに触れ合うことで その人の力になる。 そうして人と人とはつながっていく。 そんなつながりの素晴らしさを静かに語る物語。 「しあわせの鐘」がいちばん好きです。