狂躁的非日常と日常

トヨタカップ（まあいいでしょ、そういう表記にさせてください）のＦＣＢ対クラブアメリカの試合を見ました。クラブアメリカに関してはその前の試合も見ていて、ほへーって思ってました。
どこらへんがほへーなのかというと、ゲームの作りがお国の代表（メキシコ代表ね）と一緒だなーってこと。フィジカルでは韓国には見劣りしてましたが、それ以上に個人技もうまくて、組織的なポゼッションサッカーも出来ているといった印象でした。

こりゃ、時差ぼけなバルサもやばいんとちゃう？って思ったりしたのですが、フタをあけたら４対０という結果でした。バルサの高い位置からのプレスとデコを機転とした個人の能力がクラブアメリカを圧倒。想像以上の能力差を見せつけられました。

ってバルサが個人に頼り切っている訳じゃなくて、組織をベースにして個人があるというか、際だった個人が組織的に動いているという感じです。そりゃ勝てないわ。

ここらへんを見ていて思ったのですが、やっぱし日本はメキシコ的なサッカーを見習う必要があると思います。けど、超絶的な個人の技にとってはそんな組織的なポゼッションなんか簡単に敗れちゃうんでしょうね。とはいうものの、日本のサッカーがせめてメキシコのレベルまで上がった段階でそのあたりを考えるべきことかなと思います。組織的なベースを作ってそこに個人の技を乗せるとするならば、それなりのタレントが必要ですし、そういう人材が発生するのは日本の場合は奇跡的なものなんでしょうから。

ってか、メキシコ代表にすげー個人の技を持っている人が４人くらいいたらＷ杯で優勝もねらえるんだろうなー。そしてそんな人材をぱかすか生み出すブラジルってすごいなー。