狂躁的非日常と日常

北海道旅行の4日目最終日の早朝に「とかち帯広場外市場　いちりん」さんに行ったあきらっく。
他の参加メンバーとは別行動で、後輩くんと2人で行ったのですけど、理由は２つ。

１つは朝食を市場食堂で食べたいってこと。

もう一つは「鮭売ってんじゃね？」ってこと。

というのも3日目の日曜日に広尾町に行って地元の魚屋さんで鮭（メス）を買おうと心に決めてたんですけど、クリスチャンの街か！ってくらいに日曜はお休みだったので開いてない。
ショボーンとした気分で3日目を終えたのですけど、市場が開いてりゃ売ってるやろと。
そんな面持ちで場外市場に行ったのです。

行ったら当然のごとく魚屋さんにお魚は売っているわけで、鮭も何匹か鎮座してました。

市場で開店準備（早かったからね）しているおっちゃんに

「すいませーん、この鮭ってメスですかー？」

って聞いたのですけど、

「いや、オスだねー。メスはあんまり入ってこないんだよー。今日もオスばっかり」

とのこと。

ここでの選択肢は

1.オスを買って送る（5,000円くらいだったかな？）
2.買うのを諦める

その中で選んだのは

3.メスをオーダーする


３の市場にメスが入ったらそれを買ってもらって送ってもらう！

ってことで、おっちゃんに交渉開始

「じゃあ、市場に入ったら送ってもらえません？お金は払っておくので」

「いつ入るかわかんないけどいい？」

「いやもう全然オールOKですよ」

「じゃあ、おそらく8000円くらいになると思うので送料込みで10500円（確か）ね」

「了解っす！！」

「週末くらいまでには入ってくると思うから送るよー」

「あ、すいませんけど、内臓を出しといていただけます？」

「はいよー。筋子と分けておくねー」

ってことで、お金をおっちゃんに託して市場を後にしたのでした（実際はそこからウニ丼を食べたんだけど）

週末に無事届いたのが上の写真。
3.8キロのメスです。

デカくて写真に入り切らん。

中にいくらちゃんがパンパンに入っていたであろう感じでちゃんと分けて入れてくれてたのに感謝しますわ。

鮭を捌くのは、以前８キロのブリをお願いした方に今回もお願いして、私はいくら作り。

作り方は簡単ですけど根気がちょっといる。

酒と醤油（昆布醤油）と味醂を使ったんですけど、味醂の甘さはいらんかったかも。
けど薄味でいい感じのイクラができました。

ということで、世界一豪勢な卵かけご飯です。

別名いくら丼。

丼じゃないけど。

薄味なのでこれに昆布醤油（これも場外市場で購入）をかけて食べるのですけど、プチプチして最高。冷凍して保存しようかと思ったけどせっかく冷蔵で来たので冷凍する前に食べ切りました。

うまうま。

ちなみにこのぷちぷち具合って作り方で変わるのかなぁ。
そこらへんよくわからん。