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質量とは 明治34年の国際度量衡総会で質量を定義(計るを解かる 物語-その1-)
質量とは 明治34年の国際度量衡総会で質量を定義(説明用の写真資料-1-) 写真A。パリの国際度量衡局にある国際キログラム原器。 質量の単位キログラム(㎏)は白金とイリジウム合金の国際キログラム原器の質量として定義されていた。質量の単位であるキログラムの新定義は「キログラム (記号は kg) は質量のSI単位であり、プランク定数 h を単位 J s (kg m2 s−1 に等しい)で表したときに、その数値を6.626 070 15×10−34 」と定めている。 写真B。は日本のキログラム原器。 写真は日本のキログラム原器。質量の単位キログラムの定義は変更されたが、定義改定後も質量標準供給の世界では実用される。去らば質量の単位kgの定義であったが、白金とイリジウムの合金を用いて精密に作られた円柱は、高さと直径がともに39mmで、旧国際単位系(SI)ではこの質量が質量の単位「1キログラム」と定義されていた。質量の単位であるキログラムの新定義は「キログラム (記号は kg) は質量のSI単位であり、プランク定数 h を単位 J s (kg m2 s−1 に等しい)で表したときに、その数値を6.626 070 15×10−34 」と定めている。 質量とは 明治34年の国際度量衡総会で質量を定義(説明用の写真資料-2-) キログラムは新定義を満足させたうえ50 µgから10 µgに精度向上 写真C。物資量を数えるためにつくられたシリコン球。 キログラムの新定義はキログラム (記号は kg) は質量のSI単位であり、プランク定数 h を単位 J s (kg m2 s−1 に等しい)で表したときに、その数値を6.626 070 15×10−34 と定めている。旧定義はキログラムは質量の単位であって、単位の大きさは国際キログラム原器の質量に等しい。よくつくられたシリコン球は物質量を数えるのに役立ち、シリコン球の質量を求めることでプランク定数hを精度良く測定できる。シリコン球とその外形測定と質量測定によってプランク定数hにもとづく定義を体現するキログラムを実現できる。 写真D。は球体形状測定のための真空チャンバー。 正確な球体形状測定のためにシリコン球体温度を0.001 ℃より良い精度で制御・計測するシステムを備えた真空チャンバー。質量の単位であるキログラムの新定義は「キログラム (記号は kg) は質量のSI単位であり、プランク定数 h を単位 J s (kg m2 s−1 に等しい)で表したときに、その数値を6.626 070 15×10−34 」と定めている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年05月16日 21時04分52秒
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