浦和レッズ 2 - 2 ヴィッセル神戸
得点者 興梠 慎三(17') 那須 大亮(90'+3)
(62')河本 裕之 (69')高橋 峻希
手にした結果は、悪くないのかもしれない。
でも、もう飽きたよ、悪くない結果には。
勝ちに値する内容じゃなかった事は分かってる。
ポゼッションは40%を切っていたしね。
アウェイで首位浦和を相手にしての勝ち点1なんだ。
これで、不満を言っては怒られるのかもしれない。
冷静に振り返ったら、よく負けなかったと思える内容の試合。
本来なら、選手が勝利への本気の姿勢を見せ続けたことを、もっと讃えないといけないのかもしれない。
試合前の悲観論渦巻く状況を考えると、上々の結果と受け止めるべきかもしれない。
でもね、やっぱりね、悔しいよ。
厳しい試合であり、選手の頑張りを120%認めた上でも結果については、やはり悔しい。
浦和も必死だったから、軽々しくは言えないけど、それでも勝てた試合だったかと。
正確に言えば、相性や運も含めて神戸が勝つ流れのゲームだったかと。
だからこそ、全てを失った最後のプレーが悔やまれる。
あのプレーには、いろんな意見がある。
競り負けた奥井が悪いのか、背の低い奥井が狙われる状況を防げなかった他のDF陣が悪いのか。
それとも、柏木をあまりにフリーにさせた森岡が悪いのか。
一つに絞ることは難しいし、何が悪かったのか私自身は分からない。
でも、それ以上に試合終了後の慶治朗の涙が気になった。
翼に抱き寄せられる慶治朗。
映像で見ただけなので詳しくは分からないけど。
試合終了後マルキから、プレーの甘さを指摘され、悔しくて泣いてしまったみたい。
確かに、同点に繋がる浦和の攻撃は、慶治朗がボールを奪われたところから始まった。
直接的ではないけど、追い付かれる遠因になっていたのは間違いない。
ボールが出たとセルフジャッジの様な感じだった。
全力でやったとは、言い難いプレーだった。
だから、マルキとしても無視する訳にはいかなかったのかも。
確かにマルキの言うとおりだし、軽率だったのかも。
いつも誰より献身的に走ってるのにね。
でも、昨日は最後にやるべき事を徹底出来なかったのは間違いない。
何より慶治朗らしくないプレーだったのが残念。
二人の間にどんなやり取りがあったのかは、正確には分からない。
それに慶治朗の涙の訳も、本人以外は分からない部分もあると思う。
間違いなく悔しかっただろうね。
でも、こういうのは、慶治朗が成長するために必ず乗り越えるべきものなんだ。
これを乗り越えて、昨日失った勝ち点2を10倍、いや100倍にして俺たちに返してくれよ。
頼むよ。
それにしても、マルキの様に悪いものは悪いと言える人がいるのは貴重だよ。
上手いとか下手とかの話でなく、勝つために一人一人が何をするべきか言いたかったのだろうし。
一つ間違えばチームが空中分解しかねない行動だけどね。
でも、大丈夫。
勝ちたい気持ちをぶつけただけだから、問題ない。
これしきで崩れるぐらいなら、タイトルなんて夢のまた夢。
それに、これは俺たちが強くなるためにも、必ず越えていくべきものなんだ。
慶治朗だけでなく、神戸自身も乗り越えるべきものにぶち当たってる。
間違いなく、今は強くなる過程で、もがいてるんだ。
中断後勝ちなしで9位と、いよいよ厳しくなってきた。
そう、ホームで、もう負けるわけにはいかない。
ここで踏ん張れるか、次の新潟戦、本当に正念場だね。
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