神戸魂

ヴィッセル神戸 0 － 1 ガンバ大阪
  【得点者】  神戸：ー
                 G大阪：長沢駿(70分)


残念だけど、これが今の神戸の精一杯なのかもしれない。
分かってはいたけど、今が本当に苦しい状況なのは再認識した。
そんな状況で選手が懸命に戦ったのも伝わってきた。

もちろん結果は悔しい。
試合後には不満の声やブーイングが巻き起こったのは事実だけどね。
でも、これが精一杯なのも認めないといけない。
出せる戦力は全て注ぎ込んだはずだから。

おそらくベンチ外のフィールドプレーヤーで怪我をしていないのは1〜2人しかいない。
誰が監督でも、メンバーは変わらない状況なんだ。
采配ミスを指摘する声もあったけど、何が良かったのか結果論な面もあるから。
仕方ないね。

それに冷静になれば、何もかも悪かった訳ではない。
特に守備は悪くなかったかと。
失点シーンこそ悔やまれるけど、それでも枠内シュートはこの一本のみ。
ここまで1試合1失点ペースだから、悲観するような内容じゃない。

攻撃にも少ないながら光る場面はあった。
大森のヒールパスから慶治朗がワンタッチで抜けだしてからのシュートは良かった。
可能性を感じさせるタロジロコンビが見れたのは何よりだし、昨日一番痺れた場面だった。
あれが決まってたらとの想いは今も消えないね。

注目された大森だけど、この一戦にかける気持ちは見せてくれた。
体調も万全でなかったのに、良くやってくれたよ。

ガンバサポーターが色んな気持ちを込めて盛大にブーイングしてくれたのも良かったね。
ただ怒ってるだけじゃないのは伝わって来たから。
やはり、大事に育てた選手への愛情は、どのサポーターも同じなんだ。
ブーイングを聞きながら、ちょっと嬉しい気分にもなれた。

・大森晃太郎～開幕前に言われたガンバサポの義理の兄の言葉は忘れられない
３月に書いたブログですが、今一度読み返したいなと思いました。
俺たちもガンバサポーターに負けないぐらいの愛情を持って、晃太郎に向き合いたいね。

負けたのに物分かり良く、納得してる感じで書いてるけど、やはり悔しいね。
ガンバだって厳しい状況だったし、必ずしも良いサッカーをしてた訳ではなかっただけに勝ちたかった。
せめて引き分けたかったのが本音のところ。
こんな厳しい時に勝ち点を拾えるかどうか、ガンバと俺たちにはまだまだ差がある。
一つ負けたことよりも、この差がまだあることが悔しい。
でも、この現実を認めないと前には行けない。

次のガンバ戦は９月に吹田での対戦。
僕たちにはリベンジのチャンスがあるから。
ホームでやられたこの悔しさを絶対に吹田で晴らしたいね。

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