カテゴリ:銀輪万葉
伊勢志摩銀輪散歩です。
志摩市と浜島町の境目(近鉄鵜方駅の西方)に、横山という海抜203m余の小さな山がある。山頂一帯が公園になっていて、展望台などがある。先ず英虞湾を山の上から眺めてみようと、横山展望台を目指す。賢島駅から3駅手前の志摩横山駅付近で国道167号から横山登山口への道が分岐する。展望台までは車で行ける道があり、自転車も当然に行ける。展望台下にビジターセンターがあり、マップを貰ってから登るとよい。
この道の突き当りに横山ビジターセンターがある。ゆっくりとした登り坂。車の走行も殆どなく快適に走れる。この道の北側にも自然歩道があり、そちらを走ってもよい。センター建物の右側から遊歩道と車で展望台下まで行ける舗装道路とがある。自転車も車なので舗装道路を行く。急登で途中からは押して行くしかない。
横山展望台から尾根道を進むとパノラマ展望台・見晴展望台・英虞見展望台・横山山頂と続き、左に下ると芝生広場。右に下ると菖蒲園があるようだが、かなりの急坂の下りなので、引き返すことを考えると二の足を踏まざるを得ない。尾根道を進む。
見晴展望台からの眺めは最高。山々も眼下の英虞湾、遠く熊野灘も一望である。
横山展望台からパノラマ展望台へと登る山道に、「なごらの浮石」という標識があり、何やら曰くあり気な石ころが並んでいたが、説明がないので、正体の方はよくは分からぬのでありました。 山頂への道はパスして英虞見展望台から芝生広場へと下る。階段などのある山道なので、自転車は肩に担いでゆくしかない。これも亦ヤカモチ・スタイルなのである(笑)。途中に羊歯の群生する道があった。しまなみ海道の伯方島の山中でも同様な景色を見たことを思い出す。
神社の宮司さんから頂戴した「横山石神神社由緒・沿革」という印刷物には「当神社は<中略>天照山横山に真言修験醍醐派の霊場、大乗院圓城寺を開山するに大地主神の御守護を得るべく、天永元年(1110年)「横山石神(天永龍王・水神)の社」を造営したことに始まる。<以下略>」とある。
賢島駅まで帰って来るが、近鉄の駅と賢島港を取り巻いて僅かばかりのみやげもの屋があるばかりにて、殆ど人影もない。遊覧船が停泊していたが、本日の営業は終了のよう。
おまけの写真。ホテルの庭に、なんじゃもんじゃの木(ヒトツバタゴ)が白い花を付けていた。という訳でなんじゃもんじゃの銀輪散歩も本日はひとまず終了。明日は大王崎方面へ走ります。 (つづく)
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