カテゴリ:花
17日の記事でウリカワだとしていた花がオモダカだろうと小万知さんからご指摘を受けました。この二つは花がそっくりで、花だけを見ていては殆ど見分けがつかない。葉を見てこれを見分けることになる。ウリカワの葉は細長い棒針状というか棒平状というか葉柄の無い葉。これに対してオモダカは矢尻型の独特の葉。オモダカの栽培種がクワイとのことだが、クワイと同じ葉である。17日の記事でウリカワとしていた花の葉はそんな矢尻型の特長のある形ではなかったような気がする。ネットで調べると、普通のヘラ状の葉のオモダカというのもあり、それはヘラオモダカという種類だそうな。 ウリカワと ウリふたつなる オモダカや ヘラオモダカの 花の面影 こういう歌を作って置けば、今後間違わぬよう気を付けるでしょう(笑)。 花散歩記事は、花の写真も在庫切れにて、暫く先になると申し上げたばかりでしたが、小万知さんのご指摘のお陰で、またも「花関連記事」と相成りまして候。 当初から、こういう写真も掲載して置けば、ウリカワという間違いを生ずることもなかったのでしょう。 この花には雄花と雌花があるということも今回初めて知りました。それで、探すと雌花もありました。雄花は花茎の上の方に咲いていることが多く、これに対して雌花は花茎の低い位置に咲いているようです。 雄花は前ページでも掲載していますが、比較のため本日撮影の雄花を掲載して置きます。雄花の花弁は皺が多いのに、雌花のそれはそうでもない。やはり雌花の方がしとやかにできています。これは、雄花が高い位置に咲くため風の影響を受けて皺ができてしまうというようなこともあるのかも知れません。男だからズボラとは限らない(笑)。 今回、ウリカワ、オモダカ、ヘラオモダカ、さらにこれらに似たアギナシもあるということで、この分野かなり詳しくなりました。駄洒落的には「クワイ」くなった、と言うべきですが。しかし、来年の今頃はすっかり忘れてゴチャゴチャになっているかも。いや、きっと(笑)。
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