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全7件 (7件中 1-7件目)

1

アニメ-1-

2015.03.18
XML
カテゴリ:アニメ-1-
公開少し前に予告映像をチラリ観て
縁側から落ちる赤ちゃんかぐや姫を媼が凄い勢いで受け止めようと走る姿に
ちょい涙し
月からやって来て月に帰った理由が「姫の犯した罪と罰」というキャッチコピーが
興味深いと思い、かなり惹かれるものを感じたのだけど

何故か観るのが遅れに遅れてTV放送を迎えることに。
でもって感想書くのも遅れて今回になってしまった(笑)


今流行りの3Dでもなく
従来のアニメの様なカチッと閉じた線でもなく
萌え系の絵柄でもなく
今にもフッと溶けてしまいそうな脆さを感じさせる水彩画風が却って新鮮

そのタッチを生かして絵だけで笑わせるところも多かったし。
表情とか動きとか…だけでなく
描線そのもので感情を表現しているところも面白い。


お話の方は
『竹取物語』はお馴染み過ぎるくらいお馴染みの物語だけど―

姫の子供時代はオリジナルな部分が多く、楽しく観られた。
スピーディに成長するのではなく
所々でイキナリ大きくなるというのが面白かったし
それが結局のところ「安定しない」「変化し続ける」
といったイメージを強めていたと思う。

何ていうか…「留まらない」「安心できない」みたいな。
これは絵のタッチにも言えることだけど。


それから段々、お馴染み展開になっていくにつれ
最初は少~し退屈に感じなくもなかったんだけど>スマソ

相模や女童といった個性的なキャラが配されていたので
眠気も冷めていった。

特に女童は良いよね。
最初は単なる“ちゃっかりさん”かと思いきや
姫のために桜の枝を折ってきてくれたり
何よりラストで子供達を率いて歌を歌い姫を覚醒させたり
姫の一番の理解者って感じ。


そして、いつの間にか
知っている展開だからこそ、ラストへと向かっていく悲しみが
強く感じられるので、寧ろ長所!と思った。


キャッチコピーの「」は>私の拙い解釈では
この地上の世界に憧れる、というだけのことで
寧ろ当たり前の様なことなのに…と感じたのだけど
それは私がまさにこの世界の住人だから…なんだろうね。

それでも、その「罪」に対し
」の方はあまりにも厳しい。

地上の美しさや幸福を最初に味あわせておいて
イキナリ引き離し、正反対の環境へと放り込むのだから。
人間の醜さを集めた物質主義の世界に。

しかも、そうなるよう計らうのは―
つまり、竹から飛び出た金や豪華な布によって操られたのは
心から姫を愛している翁であるという残酷さ。

求愛者達の顛末は自業自得だと思うけど
優しさ故に姫は罪悪感を抱くことになってしまうし…

捨丸と生きる道を選んでいたら幸福になれたかもしれない
と思いつくところだって
もう取り返しのつかない状態の時にそうなるわけだから
もう、これ以上ないくらい残酷。

それでも、ひととき、その思いが叶ったわけだけど
それもまた「偽物」に過ぎない。


それに捨丸という人間は
姫が幸福だった過去の日々の象徴でありながら
結局のところツマラナイ大人になってしまった…

つーか
少年時代でさえ姫と共に瓜を盗むという行為に及んでいるし
鳥を捕まえようとするシーンが二回も出てきたのも
命あるものを殺さなければ生きていけない人間の罪を
示していると見ることもできるし
既に妻子を持ちながら姫の好意に応じてしまうし
…人間のしょーもなさ、みたいなのを体現しているのかもね。


何かもう幾ら何でも…みたいな“攻撃”が続く。


まあ、姫が地上の世界に絶望し月へ帰りたいと切望する
というのが目的なわけだから
実に巧妙というか、正解中の正解なんだけどね(^^;)


で、その肝心の月の世界だけど
感情というものがない(あるいは、許されない)世界の様で
それで思い出すのが聖書の一節
死んだ者には何の意識もない」(伝道の書9章5節)
シェオル、すなわちあなたの行こうとしている場所には
業も企ても知識も知恵もない
」(同10節)
とあるのだけれど>ちなみにシェオル=人類共通の墓

つまりは、月の世界が表すものは「」ということだよね?

実際
月からの使者達は曼荼羅、「月の王」は阿弥陀如来らしいし。

聖書と違って仏教は輪廻転生、つまりは
霊魂不滅説を説いているから
とするとラストシーンで月をバックに浮かぶ赤ん坊の姿は
また月から地上に降りて赤ん坊となって再生して
新たな人生を歩むということを示唆?


いずれにしても
姫が誰だかの歌と涙により地上に惹かれる様になったのと同じく
姫の涙も誰かを誘うことになるのだろう。

不完全な人間達の
傲慢さとか欲望とか悪意とか…醜いものでまみれた地上の世界こそ
美しく魅力的なのだと捉えることもできるけど…

何つーか、それ以上に
人間の“”みたいなのを強く感じる。

上手く纏められなくてスマソ。



原作:『竹取物語』
監督・原案・脚本:高畑勲
脚本:坂口理子
人物造形・作画設計:田辺修
美術:牡鹿和雄
作画監督:小西賢一
塗・模様作画:斉藤昌哉
色指定:垣田由紀子
撮影監督:中村圭介
音楽:久石譲
主題歌:『いのちの記憶』(作詞・作曲・唄:二階堂和美)
劇中歌:『わらべ唄』、『天女の歌』(作詞:高畑勲、坂口理子 作曲:高畑勲)
声の出演:
朝倉あき(かぐや姫)、高良健吾(捨丸)、地井武男(翁)、宮本信子(媼)
高畑淳子(相模)、田畑智子(女童)、立川志の輔(斎部秋田)、上川隆也(石作皇子)
伊集院光(阿部右大臣)、宇崎竜堂(大伴大納言)、古城環(石上中納言)中村七之助(御門)
橋爪功(車持皇子)、朝丘雪路(北の方)、仲代達矢(炭焼きの老人)




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サントラ


竹の子の玉








Last updated  2015.03.18 21:52:26
コメント(2) | コメントを書く
2014.08.17
カテゴリ:アニメ-1-
遂に観た(笑)

いつか観たいとは思っていたものの
噂が色々入ってきたので、ちょっと重い感じがして躊躇っていた。

最近のディズニーの傾向として
以前の、男性に選ばれて男性の庇護下で幸福を掴む受け身の女性像を
覆すというテーマである…とか

エルサの持つ不思議な力は
いわゆる悪役の魔女の様に“治すべき病”としてではなく
生まれ持った個性(もっと極端に捉えるなら障害とされているもの)を
本人も社会も肯定的に受け入れるべきという提唱である…とか

元々はエルサを悪役とした物語にする予定だったが
出来上がった曲(特に『Let It Go』)が素晴らし過ぎて
それを生かすため設定を変更した…とか

そのためか
確かに音楽は素晴らしくミュージカルとして良い作品になっているが
お話的にはちょっと弱い…とか。


で、実際観てみたら
なるほど全て当て嵌まる(笑)

最後のものを除いて全て意義あるものだし
それだけに多くの人がここを論じているだろうと思われるので
最後の物語の部分についての感想を書くことにします。


え~っとね―


確かに物語が弱いっちゃ弱い。

もうちょっと捻りがあっても良かったんじゃないかなあ…
とか
もうちょっとエピソードが多くても良かったんじゃないかなあ…
とか
悪役が正体を現すところは、ドンデン返しというよりも
ちょっと無理クリ感あった様な気がするなあ…
とか
エルサをもっと深く描いてほしかったなあ…
とか
まあ色々。

それでも、やはり面白かった。


オラフの存在は大きいよね。
ストレートな物語に膨らみを持たせてくれている。

彼自身は色々機転を利かせてアナ達を助けてくれてるのに
アナ達はそれほど彼に積極的に関わってはいない印象で
観ている時はちょっと気になったりもしたけど
観終わってから
そのすれ違いというか温度差みたいなものが
エルサの一つの変奏曲になっているのだと思った。

冬に閉ざされた世界で夏を夢見るオラフ
でも、夏になったら溶けて死んででしまうのは明らかなオラフは
エルサの心情と立ち場をシンプルに表現している。

そして、冬と夏の共存を歌ってもいて
ここで既に結末が暗示されている。


アナが自分を救ってくれる「真実の愛」を見出すのに
ハンス→クリストフ→エルサと三段階を経る
という展開も面白かったけど>これはまんまテーマが出ている

比較する存在もなく、ただ一途にアナを愛していた
オラフの存在も大きかった。

これはエルサ自身も表しているし
自分の命よりも姉を救う方に動いたアナとも重なっている。


ということで
出逢ったばかりのハンスと婚約しようとしたアナが
自己犠牲の愛を知るまでの物語にもなっている。

だから、彼女の氷を溶かしたのは
エルサの愛でもあるけれど
アナ自身の愛でもあると思う。

エルサもまた、その時に愛を知って
それで世界を夏に戻すことができ
自分の力をコントロールする術を掴んだのだから。


コレを言うと元も子もないんだけども
両親@王様と王妃様の子育てがちょいと間違っていた
…という物語とも言えるのかしらん?(酷

まあ、愛情はあるし、本当に子供達のことを思っていたのは
部屋に幽閉されたエルサを何度も訪ねていた様子等から分かるけど
選んだ方法がズレてたってことだよね。

エルサだけでなくアナも孤独な子供時代をおくることとなり
愛情に飢えた女の子に成長して
そのためにハンスの偽りの愛を信じてしまったのだし。

アナはエルサの力を怖がるどころか楽しんでいたし
その力込みで姉を愛していた。
エルサもアナのおかげで、あの時点では自分の力に
コンプレックスどころか自尊心を抱くことができていたと思う。

エルサに手袋を渡したのが父である王様
…というところに、そこが象徴されているのかも?


髪も肌も白く冷たい美しさを持つエルサに対し
暖色系の髪にソバカスが目立つ肌で顔も仕草も愛嬌あるアナ
という対比も面白い。

性格も立場も対比的な2人だけれど
「愛」を知らず「愛」に飢えている
…という共通点があるところに
テーマが浮き彫りになっていて興味深かった。


CGが素晴らしかったのは言うまでもない。

動画サイトで『Let It Go』のシーンを初めて観た時は
氷と氷模様のエルサのマントのリアル感と美しさに目を奪われたし
DVDで観た今回は、とにかく雪が凄いと思った。



ところで
ハンスとクリストフって
ハンス・クリスチャン・アンデルセンから取ったわけ?

原案『雪の女王』は未読だけど
アニメ(ソ連)は子供の時に観たことがある
動きが柔らかで綺麗だった記憶。

王子様とお姫様のラブストーリーではなかったし
女の子が行動する物語だったので
『アナ雪』はそこのところを、さらに広げたというわけだね。

また、そのアニメについて検索してみたら
主人公の女の子と悪役の雪の女王は
正反対な行動を見せる2人が実は同じ動機のもとに行動していた
という解釈もあるそうで
ここも、エルサとアナが同じ王女であるという設定に生かされていると思う。





『Frozen』 2013年 / アメリカ
原案:ハンス・クリスチャン・アンデルセン『雪の女王』
製作:ピーター・デル・ヴェッチョ、ジョン・ラセター
監督:クリス・バック、ジェニファー・リー
脚本:ジェニファー・リー、シェーン・モス
音楽:クリストフ・ベック
歌曲:ロバート・ロペス、クリスティン・アンダーソン=ロペス




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MovieNEX


サントラ


オラフぬいぐるみ








Last updated  2014.08.17 14:27:10
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2008.12.29
カテゴリ:アニメ-1-
ロブ・トーマスの歌声が頭の中をエンドレス。

曲調も歌詞の響きも声も歌い方もツボを突いとるよなあ。
小憎らしいです、ロブ・トーマス!
今度カラオケで歌っちゃうぞ>勝手にしなさい

映画も勿論面白かった。
『レミーのおいしいレストラン』の後に観たので
実を言えば、ちょい落ちると思ったんだけど>スミマセンスミマセン
でも、ラストは泣いてしまった。
私もヤキが回ったぜ、って感じで>ぇ

「前へ進み続けよう」

真っ当過ぎるほど真っ当なテーマで
家族の大切さ、努力することの大切さを強調していて
挫折の苦しみや裏切られる辛さも盛り込んで
郷愁と希望と笑いとアクションとSF要素と粋な音楽とが
ポップで明るい色彩の中で弾けている…
って感じのアニメだ。

だから全てを受け入れて目を見開いて(口も開いて)楽しく観るのが正解。
少し気恥ずかしさを感じてしまうのは大人の悪い癖ってもんです>ぉ

主人公のルイスは赤ちゃんの時に孤児院の入り口に捨てられて、
以来ずっと“家族”というものを知らないまま大きくなった12歳の男の子。
頭が良くて発明好きだけれど、それだけにちょっと“変わり者”で
なかなか養子の口がつかず、実母を探そうと考えるようになる。
そして、手がかりを見つけるために記憶を呼び起こす装置を考え出す。

その時点でルイスは過去に希望を抱いている。
そんな彼から装置を盗み出し、未来を変えようとする謎の男が現れる。
ルイスは自力で、男はルイスを利用して。
ルイスは少年で、男は中年。
この対比が面白い。

男を追いかけて未来からやって来た少年ウィルバーに
ルイスは未来の世界に連れて行かれ、ウィルバーの家族に出逢う。
個性的な面々が集まった大家族のロビンソン一家に。

ルイスが住む現代の街は暗く直線的で
ロビンソン一家が住む未来の街は緑に囲まれ建物もカラフル。
この対比も面白い。

タイムトラベルものに付き物のタイムパラドックスも適度に出てくるし
山高帽やロビンソン一家の正体も必然って感じで
ラストで現代と未来が繋がるところは優しい気分に浸れた。


ルイスは過去に決別する。
心が弱い私は、顔くらい見とけよってツマラナイことを考えてしまうけど。

ルイスは未来に向かって行く。
それは確定されたもののようだけど、そうではない。
彼次第でそれはまた様変わりしてしまう。
再会は約束されたもののようでいて、微妙に違う。

そこのところに希望もあれば切なさもあって
それらに重なってロブ・トーマスの歌声が流れてくるもんだから
涙が澎湃と流れちまったんだよ。


       『Meet the Robinsons』2007年/アメリカ
       (ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ)

       スタッフ、キャストetc.詳細はHPやっくんちに載せました
        ロブ・トーマス『Little Wonders』の動画も載せたので
        聞いてみてくださいませ



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Last updated  2008.12.31 13:32:19
コメント(0) | コメントを書く
2008.12.28
カテゴリ:アニメ-1-
この幸福感は何?

話題は少々耳にしてはいたものの、最近アニメ離れしていたのでスルーしていた。
それが今回、急に観る気になったのは、歯医者のおかげ>ぇ
診察台のモニターに、いつもディズニー・アニメが流れていて
まあ、ゆっくり観ている暇なんてないんだけど(笑)
この『レミー』の1シーンが他のどれよりも印象に強く残り
これは観てみたいと心から思い、レンタル店へと走ったのだった。

何ていうか、非常に感動した。

普通に考えてレストランにネズミという取り合わせは、
物語云々の前に生理的嫌悪感が先に立ってしまいがちなんだけど、
リアルな質感と、いかにもマンガっぽいデフォルメとが上手く融合していて
優しいファンタジー世界が形作られていたのでマイナスな気持ちは浮かばなかった。

一族の中でネズミらしく生きることに疑問を持つようになってしまったレミー。
ネズミらしからぬ夢を抱くようになってしまったレミー。
その夢に導かれたかのように、いつしか辿り着いたのはパリ。
屋根の下に広がる夜景の美しさに、レミーと一緒に胸がときめいた。

ドジで気弱な青年リングイニを助けることになる展開は、
まあ、よくあるパターンではあるんだけど
最初にスープの味を調えているシーンの、ダンスの様な動きとか
リングイニの頭に乗って巨大ロボットを操縦するかの如く動かすところとか
観ていて、とても楽しい。

最初は、そうして助けてもらっているうちに、リングイニが料理を覚え
成長していく物語かと思った。
でも、彼は料理の面では全く変化が見られなかった。
それどころか最終的に彼はウェイターになってしまった(笑)

だけど、ガッカリしてはいけない。
だって、これは人間であるリングイニの物語ではなく
あくまでもネズミのレミーを主役としたものなのだから。

人間とネズミ、料理とネズミ…という極端な設定は
単にミスマッチの面白さを狙っただけでなく、
国とか人種とか階級とか学歴とか…
色んな壁があるけれど、誰もが夢を抱くことが出来るという前向きなメッセージと
それを実現させる痛快なサクセス・ストーリーを
あざとさを感じさせず楽しませることを可能にしていると思う。

Anyone Can Cook」と言うくらいだから。
そういう意味で、レストランで働く人々を国際色豊かに描いているのかもしれないけど
まあ、あまりコジツケて考えるのではなく、素直に夢の世界を味わうのが正解だと思う。

勿論「コック」に限定したものではないよ(笑)
レミーの持って生まれた才能が料理だった…というわけで。
だから、リングイニにはローラースケートを履いたウェイターがふさわしかったのだ。

アニメならではの表現が素敵だ。
前述した、ダンスのような料理の様子といい
厨房に落ちてしまったレミーが逃げ惑うスピーディなシーンといい
手紙を銜えて走るレミーが飛び降りた時、その手紙が翼のようになるところといい
イーゴが料理を口にした途端、少年時代がフラッシュバックするところといい
…思い出すだけでウットリしてしまう>ぉ

物語は色々な面で伏線が効いていて、とても面白い。
リングイニがデートでローラースケートをしていたことさえも生かされている。
最初、気持ち悪いネズミの集団として天井から現れたレミーの一族が
クライマックスでは、何ともイカス連中として厨房に現れる。
レミーは料理の前にキチンと手を洗うけど、
他の皆は体全体を洗っているところとか、笑えた。

ところどころに、子供向けというよりも、
大人を対象にしていると思われる要素が見え隠れする。
結局、ネズミであるがためにレストランが閉鎖されてしまうという苦い結末も
より深みがあると思う。

スキナーは悪役で終わってしまったけど
イーゴは理解者になってくれて良かった。
彼の酷評がグストーの死の引き金になってしまったけれど
彼の絶賛は彼を失職させ、代わりに遥かに素晴らしい幸福をもたらした。
それも、ささやかな幸福ってやつを。

そして、この素敵なファンタジーはハッピーエンドで幕を閉じた。
何ともいえない幸福感を残して。


     ―『Ratatouille』 2007年/アメリカ(ピクサー・アニメーション・スタジオ)―
       スタッフ、キャストetc.細かい情報は「やっくんち」の方に載せました


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【ディズニー・アニメ】レミーのおいしいレストラン(DVD)
レミーのおいしいレストラン
クノール ラタトゥーユ2500g






Last updated  2008.12.31 13:31:34
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2007.08.22
カテゴリ:アニメ-1-
2006年 日本
監督:細田守
脚本:奥寺佐渡子
キャラクター・デザイン:貞本義行
美術監督:山本二三
音楽:吉田潔
原作:筒井康隆
主題歌:『ガーネット』(奥華子)/挿入歌『変わらないもの』(奥華子)
声:仲里依紗、石田卓也、板倉光隆、原沙知絵、谷村美月、垣内彩未、関戸優希

*       *       *       *       *       *       *

Time waits for no one.

とても面白かったです。
最後は泣けたし。

まず、絵が素敵です。
背景が細かくて、色合いも綺麗で、
特に夏の日差しが色んな形で―窓から差し込む光、道を照らす光、木漏れ日…etc.―
とてもリアル、かつ懐かしさを感じさせる描かれ方で、感激しました。
そうした陰影も細やかな背景とは逆に、人物は影も光沢も排除した平面的な絵で、
それでも浮くことはなく、むしろ立体的で、生き生きとした“人間”を感じさせるのが
面白いと思いました。
タイムリープする時のCGも違和感もなく冷たさもなく、良い雰囲気でした。

原作は学生時代に読みました>一時期、筒井作品にハマってました(*^^*)
原田知世の実写映画も観ました。
でも、どちらも記憶は朧で…
原作はSF主体で、映画は青春物語(&ラブストーリー)主体…
という印象が残っているのですが、違ってたらスミマセンスミマセン(>_<)

で、このアニメですが、やはりSFというよりは青春物語に重きが置かれていると思います。
だから、実写映画の正当な続編といったところです。

主人公@真琴は普通の高校生ですが、ある日ひょんなことから
タイム・リープ(時間跳躍)の能力を授かることになります。
彼女が同じ時を繰り返す毎に、その間に起きた出来事が変わっていきます。

私は広瀬正のタイムマシン物が好きなので、タイムパラドックスと聞くと
目がキラリ~ンと輝いてしまう方ですが、
これって考え出すと限りなく理屈っぽくなっちゃうので、
少なともこのアニメを観る際は、そこのところは、あまり追求はしないのが正解です(笑)
そういう観点で観ると、けっこうツッコミどころが多い気がします(^^;)
単純に“過去をやり直すだけ”と受け取っておくべきだと思います。

それで思い出すのが手塚治虫の『大あたりの季節』(『ザ・クレーター』の中の一作)
時のトンネルを発見した主人公(中学生)は、失敗する度に過去に戻ってやり直すので
周囲の人々の目には何をやっても大成功する、ツキにツキまくってる奴に見えるのです。
これを読んだ時、幼心に「いいなあ~」と思いました(爆)


だから、真琴が時間を遡れる能力を得た時、
恐がるのでもなく、探求するのでもなく、もっと大きな事柄に用いるのでもなく、
ほんの少し前にしでかしてしまった失敗を修復したり、楽しい時を長引かせたり、
気まずい出来事を無かったことにするために多用しているところに、共感しました(笑)

そして、その様に自分が美味しいとこ取りをしてしまうことによって、
周囲の誰かに皺寄せが行ってしまう…という法則(?)も興味深かったです。

原作及び実写映画の主人公だった芳山和子が脇役で出てくるのですが、
オマージュというよりも、こちらの主人公@真琴と対比になっています。
高校生で、親しい男子の友人が2人いて、その内のひとりと淡い初恋が芽生えて…
という土台の部分は共通なのですが、
性格が全く違うし、それゆえに対処する仕方が正反対になるのが面白いです。
一方は待ち…一方は走っていく。
一方は現在に留まり…一方は未来に向かっていく。


ラストは切ないです【この先、ネタバレ&推測(?)】


未来で待つと言った彼は、未来に帰った途端にその結果を見るのかもしれません。
走っていくと答えた真琴は、長い一生を終え、既に朽ちてしまった後なのかもしれません。
2人が生きた人間として再会することは、全く有り得ないのかもしれません。
ただ、彼は真琴が守り抜いたものを目にすることが出来るでしょう。

真琴のことだから、元気に前向きに、その生涯を生き抜くでしょう。
他の誰かと恋に落ち、結婚し、子供も産むでしょう。
彼のいない世界で、彼のいない一生を終えるのでしょう。
でも、彼との約束を守ることで、そういう形で、彼と逢うのです。

彼の世界は戦いの最中、あるいは戦いの後の荒廃した世界なのでしょう。
でも、真琴が約束のものを未来に贈るために行動したことが、
歴史を大きく変えているかもしれません。
少なくとも、小さな光をもたらすものとはなっているでしょう。

私達は真琴と同じ時代に生きているから、それらの全てはまだ始まったばかりの段階です。
ゴールは、気の遠くなるような未来です。
切なくて、真琴がそうしたように、大声あげて泣きじゃくりたくなってしまいます。
でも、ラストの彼女のように、希望を持って空を見上げたくもなるのです。



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やっくんちやっくんち

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 時をかける少女 通常版
[DVDソフト] 時をかける少女 (1983年度製作版)
手塚治虫漫画全集(218)






Last updated  2007.08.22 19:52:47
コメント(4) | コメントを書く
2006.12.23
カテゴリ:アニメ-1-
マリ・イヤギ/ My Beautiful Girl,Ma-ri 
2001年/韓国  シズ・エンターティンメント作品
監  督:イ・ソンガン
脚  本:カン・スジョン、イ・ソンガン
音  楽:イ・ビョンウ/ 主題歌:ソン・シギョン、挿入歌:ユ・ヒヨル
声の出演:イ・ビョンホン、アン・ソンギ、コン・ヒョンジン、ユ・ドックァン、
     ソン・インギュ、イ・ナリ、チャン・ハンソン、ナ・ムニ


  青ハート       青ハート       青ハート       青ハート       青ハート      青ハート       青ハート

真っ白な雲を抜けて、何かが飛んでいく。
雪に煙る町並みが映る。
飛んでいるのはカモメ。
抑えた色調の中、カメラはカモメを追う。
時にはカモメの視点になる。
流れる映像。
やっとカモメが枝にとまる。
「こんな所にカモメが」
主人公ナムが窓辺に立っている。
窓ガラス越しにカモメとナムが見つめ合う。
カモメは飛び去り、ナムの物語が始まる。

…何て美しいイントロ。

カモメの代わりに猫が所々に出てくる。
ナムと友人のジュノが話し合う、その足元にも数匹の猫が歩いていく。
雪の降る都会から、夏の田舎町に舞台が移る。
それは遠い夏の日、ナムの少年時代。
子供のナムは野良猫を可愛がっている。
こういう繋がりが好き。

緑の濃淡、薄い水色の空と薄いベージュの地面と白いシャツ…
この微妙な色相の差が良い。
輪郭線のない、面で描かれた人物。
全体に抑えた色あい。
見ているだけで涙が浮かんだ。

ナムは、別れの悲しさを知っている。
父を亡くした心の傷は、まだ癒えていないのに
親友ジュノは遠くに引っ越すことが決まっている。
祖母も弱ってきている。
そんな中、出会った不思議な少女マリも、やがて彼から去っていく。

マリとナムが頬に触れ合うシーンで、これまた涙が浮かんだ。

『となりのトトロ』に似ていると指摘する人もいるらしいけど
私は、あまり感じなかったな。
細かい点をつけば、彷彿とさせるものはあるけれど
それを言ってしまったら、ファンタジーは皆似たようなものということになってしまう。

私個人の感覚かもしれないけど、
トトロは明るくエネルギーがあり、現実とファンタジーは地続きの雰囲気で
だから、どこかにトトロは確かにいるのかもしれない…という夢を描けた。

マリの世界は、現実とは切り離されている雰囲気。
もしかしたら、そこにマリはいるのかもしれない…
でも、簡単には出会えない。決して会うことはないかもしれない。
うっかり触れたら壊れてしまいそうな脆さと、そこはかとない悲しさを感じる。
もしかしたら、ナムの心が作り出した幻影に過ぎないのかもしれない…
そういう、ある意味悲痛な感じも。

それに、子供時代のまま幸福に終わった『トトロ』に対し、
こちらの主人公は既に大人になっている。
子供の時は、もはや失われてしまっている。
そこに悲しみがある。

ラスト・シーンは色々な解釈ができると思う。
でも、今は考えることができない。
理屈を排除して、心がただ締め付けられて
泣けて泣けて仕方がない。


あの時
「忘れない」と、誰かと約束した気がする
「心にしまっておく」と…
誰だったんだろう
僕自身だろうか





やっくんち

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ポニーキャニオン マリといた夏






Last updated  2006.12.23 17:15:16
コメント(2) | コメントを書く
2006.12.20
カテゴリ:アニメ-1-
1983年 / 日本
製作:角川春樹、石森章太郎
原作:平井和正、石森章太郎
脚本:桂千穂、内藤誠、真崎守
キャラクター・デザイン:大友克洋
音楽監督:キース・エマーソン
音楽:青木望
監督:りん・たろう
声:古谷徹、小山茉美、池田昌子、林泰文、原田知世、美輪明宏、白石加代子、江守徹


  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

冒頭、フレディ・マーキュリー似の女預言者(?)が、おどろおどろしく登場し
重々しく予言を語りながら舞い踊るのですけど
…ススススミマセン、ギャグかと思ってしまいました>ぉ


ヒロインはプリンセス・ルナ
架空の国の第一王女という設定ですが、ターバンを被ってたりしてインド風?
下はショートパンツなんですけどね>だからって大股開いて落下するなよ
その後、日本に現れた彼女は、お嬢様っぽいファッションで
次いでアメリカに現れた時は、赤メッシュでパンクっぽい格好です。
結構、私好みかも。
そーいや、昔は私も赤メッシュしてたっけなあ(遠い目)

フロイ@宇宙意識のエネルギー生命から幻魔の存在と自分の使命について聞かされ
サイボーグ戦士ヴェガと出会うくだりは、いかにもSFっぽくてワクワクするのですが、
東丈@主人公を襲うシーンは、最初から彼の能力を覚醒させるためなのが明白なので
ここのところ、もっと驚くような展開にしてくれたら面白かったのになあ。

何といっても、丈が住む世界は、観ている私たちの世界と同じ日常風景なので
そこに異質のものが入り込んでくる恐怖とか、世界が崩壊していく様を
実感できるように描いてほしかったなあ。

でもって、彼の次はアメリカに住むソニーがターゲットになるわけで、
仲間がひとりずつ増えていく様子は、分かっちゃいるけど面白い―と思ってたら
その他のメンバーはルナのテレパシー通信によってアッサリ揃っちゃうので、
ここのところも何だかな>あ、時間の関係ですねそうですね?

「サイオニクス戦士は、信頼によって覚醒し愛によってその力を得る」byフロイ
その割には、丈以外のメンバーは皆、既に自分の力を自覚し用いているんですよ。
そして丈の覚醒のされ方(?)は、かなり乱暴なものでした。

とはいえ、このシーンは好き>ぇ
オーラの描き方とか、物体の動きとか、なかなか面白くかつ美しいです。

最終的に、丈は愛こそが力であると理解するようになるので、まあ良いか>ぉ

それに大きな意味を持たせるのは彼の姉の存在です。
姉弟2人きりの家族で、丈の彼女への思いは母親に対する愛と共に恋愛感情もありそう。
多分、姉の方も。
この、ちょっとアブナイ雰囲気は、もしかしたら原作の石ノ森章太郎の絵柄の方が
そこはかとなくエロかったかも(笑)

大友克洋の描く姉は、あまり綺麗に見えなかったのだけれど
襲われるシーン>何でワザワザ服を破いて下着を見せるんだよ
髪を風になびかせた彼女の顔は、とても美しかったです。

大友克洋は、この作品をきっかけにアニメに関わるようになったそうです。
最近放送されてるカップ麺のCMで、彼の絵柄のアニメが使われていますよね。
実は楽しみにしている私です(^^)





やっくんち

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Last updated  2006.12.20 20:58:43
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