|
テーマ:アニメあれこれ(26134)
カテゴリ:アニメ-1-
先回も泣いたけど
今回はもっと泣いた… 「友達が出来ました」by報瀬 STAGE12『宇宙よりも遠い場所』 いよいよ報瀬が母親の死に対峙するー 鈍感ひじゅには今にしてやっと分かってきた …という程度なのだが 今迄、色んなところに伏線が張られてきたのだな。 例えば 報瀬母の痕跡を探すのも、船に乗った時に一度あった。 メールは、あちこちで登場した。 報瀬が母にメールするという直接的描写だけでなく 先回も、日向に届いたメールを報瀬が見るというシーンがあったし その前は結月母から結月にメールが届いた。 そもそも、皆はちょくちょくLineをやり取りしていた。 多分、他にも沢山あると思う。 第1話から観直すべきだな。 「ともだち」問題に関しても沢山あるけど これは伏線というよりも 少しずつ段階的に描いてきたってことだよね。 軌跡ってヤツ。 結月が友達を持ったことがなく 友情というものをハッキリ理解出来ていなかったのが 今は心で受け止められる様になったのも 日向が一見コミュニケーション力高そうに見えるのに 実は人生を変えるほどに傷つけられトラウマを抱えていることも キマリが行動を起こしたいのに気弱でできなかったことも 全て報瀬とリンクする。 報瀬自身に辿り着く。 だから、皆の問題が解決するのに報瀬の存在が必要だった。 結月の時は、報瀬が特に目立つというわけではなく 全員によるものだけど この全員というのが重要だし それ以前に、報瀬は日向のために100万円を使おうとした。 啖呵も切ったし、それで友情を示した。 日向の問題には報瀬が率先して行動した。 また啖呵も切った(笑) キマリに関しても キマリ自身からお礼を言われた様に 報瀬と知り合ったことでキマリは自分の殻を破り 「青春する」ことができた。 全てが報瀬に集約される。 そして、その都度、報瀬は成長してきた。 今回、プレ最終回に、遂に報瀬は自分自身の問題に直面する。 「お母さんが待ってる」 思い込みで突っ走ってきた報瀬。 それが、いざ南極に到着したら 何となく無感動って印象だった。 最初に、折角貯めた100万円をなくした時 トイレで泣いていたけれど それ以来、報瀬が感情を露わにすることはあまりなかったよね? 元々、クールかつコミュ障なタイプに見えたし 普段はポンコツぶりを見せて、それが愛嬌になってたけど どちらにしても不器用なのが伝わってきた。 でも、それって、生まれもっての性格もあるだろうけど やはり、母親のことで心のどこかが麻痺していたからだと思う。 母の死の知らせを聞いて以来 覚めない夢の中でずっと立ちつくしていた報瀬。 南極で母が見たのと同じ景色を直に見たなら 覚醒できると期待していたのに 南極の空気に触れても心は動かないまま… 母のノートパソコンを見つけたのが 日向と結月というのも示唆的。 そして届く数々のメール。 アホひじゅには最初、母から報瀬へのメールかと 誤解してしまった>それこそ思い込み(笑) そうではなく、報瀬から母に宛てたメール。 報瀬が持つスマホにある通りの 「Dearお母さん」という件名。 パスワードと同じ「1101」で 一旦、止まってみせるのが 粋だよね。 報瀬の誕生日? その後も着信は続き、千数百件にも及んだ。 それは報瀬の3年間。 母の知らない、知ることのない3年間。 容赦なく突き付けられる母の死。 そこで号泣する報瀬は、ようやく夢から覚めた。 キマリが言っていた「淀んだ水」が決壊した瞬間。 「淀みの中で蓄えた力が爆発して全てが動き出す」 とあるのだから 報瀬も他の3人も、さらに力強く前進して行くはず。 「思い込みだけが現実の理不尽を突破し、不可能を可能にし 自分を前に進める」 藤堂の言葉。 思い込みというのは希望とも言えるよね。 希望を持って、とにかく行動すること。 どんなに傷つくとしても現実を受け止めて そこから前進して行くこと― それが、この作品の本当のテーマなのかも。 ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4023-1300232d ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ キンキンに冷えてやが… オゾンホール 南極から眺めた地球の大気環境 サンピラー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アニメ-1-] カテゴリの最新記事
|