紀尾井シンフォニエッタ カリニャーニのスターバト・マーテル(7/26)
カリニャーニ指揮で「スターバト・マーテル」を聞きたくて紀尾井ホールへ。パオロ・カリニャーニ(指揮)ラウラ・ジョルダーノ(Sop),エレーナ・ベルフィオーレ(M-Sop),フィリッポ・アダミ(Ten)ジョヴァンニ・フルラネット(Bs)紀尾井シンフォニエッタ東京(Orch)新国立劇場合唱団(Chor)ケルビーニ:交響曲ニ長調 ロッシーニ:スターバト・マーテル カリニャーニが「スターバト・マーテル」をやることに気づかず、ギリギリになってチケットを購入しました。ソプラノのラウラ・ジョルダーノとメゾのエレーナ・ベルフィオーレが競うようなところがありましたが、それが必然なほどどちらも声の魅力が際立っていました。男声陣は、最初フィリッポ・アダミの調子が悪かったですが、徐々に回復。ジョヴァンニ・フルラネットの低音もすばらしく響いておりました。一番気に入ったのは、凄みのあるメゾのベルフィオーレです。とても整った(?)合唱団だと思ったら、新国立合唱団でした。でも、ちょっといつものレベルとは違ったような気がします。オケは・・・精彩が足らなかったと思います。それでも、全体でみればロッシーニの音楽を楽しめました。27日のチケットがあれば、もう一度聞きたいくらいでした。