N響withメルニコフ オーチャード定期(5/22) ~そしてフェルメール展へ
水曜のN響&メルニコフ(サントリー)に行けなかったのが残念だったのと、ラフマニノフの ピアノ協奏曲2番を生のメルニコフで聴きたかったので、当日券に並びました。あこがれの立ち見席(?)。4階バルコニーのあの天井桟敷に一度上がってみたいと、なぜか常々思っていましたが、1,500円という料金にもつられて初体験です。海外のオペラハウスのように、階段を駆け上がって手すりにハンカチを結んで場所取りかしら・・・と楽しみにしていましたが(笑)、ちゃんと立ち位置指定制でした。オーチャードにしては思ったより音が良く、ピアニストの手元もよく見えて、1,500円にはなかなか満足。ラフマニノフ / ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18アンコール:ラフマニノフ / 13の前奏曲 作品32より第5曲 ト長調(プロコフィエフ / バレエ組曲「ロメオとジュリエット」作品64)指揮|アレクサンドル・ヴェデルニコフピアノ|アレクサンドル・メルニコフメルニコフ、こういう弾き方でしたっけ。。。・・・そうだったかもしれません。「わが道を行く」タイプですね。第三楽章は、キッチリN響&ヴェデルニコフとのズレなど気にせず、思うまま。しかし、ロマンチシズムはN響でなく、メルニコフの方に感じました。アンコールの方が力が抜けててよかった。まず左手でさりげに弾き始め、右手が合わさっていく感じのラフさ。ここで、1,500円(しつこいでしょうか)の元を取った気になり、よく考えずに履いてきたハイヒールのせいで、脚が痛くなってきたこともあって、後半はパス。N響さん、すみません。フェルメールの《地理学者》さて、お茶して脚の痛みをほぐしてから、オーチャードの下にあるザ・ミュージアムの「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」最終日へ。フェルメールの《地理学者》は、東京初公開とあらば見なくてはなりませんし!フェルメールのほかにもレンブラント、ルーベンス、ヤン・ブリューゲル、ハルスなど同時代を代表する画家の作品展示されていました。混んではいましたが、上野の美術館ほどではなく、助かりました。フェルメールは、1枚の絵だけで、それにまつわる物語が感じられるのが好きなところです。