カテゴリ:上司と部下の関係
今城「僕だって、ちゃんと、 忙しいですよ」 先輩「……そうか…忙しいか? ハハハハハハッ……。 ところで今城! ……お主に聞く! 下の者を何と心得おる……」 今城「……えっ?……何ですか改まって。 そーんなもの、部下に決まってるでしょう。 昔流に言えば、……子分みたいなもんです……」 先輩「ハハハハッ、今城一家か?……ハハハッ」 峰葉「…………」 今城「さてさて、新しいタイプの峰葉先生は、どのように、 お考えかな……?何ぼなんでも下の者を、上司と 考えるという事はなかろうが……」 峰葉「うーん……。何と言えば良いのでしようね……。 ……明らかに『部下』とは、違うんですが……、 ……うーん……」 今城「まったく……、部下を部下と考えないで、 一体どう考えろって言うんだ!!!…………もう!」 先輩「まぁまぁ、今城……。峰葉の考えも聞いてみろ……」 峰葉「……ですねぇ。うーん……。同僚では、ピタッと 来ないし……………………。 そうそう先輩……、 下の者は、パートナーです……」 先輩「パッ……パートナー?…………か?…うーん」 峰葉「はい、便宜上、部下という言葉を使ったりはしますが、 本質は仕事の『パートナー』と理解して、すべからく 対応しています」 今城「あーーーあ、もうダメだ……こりゃー。その内、 仕事が、「パァーとなーる」……ぞ。へへへっ……」 先輩「うーん、パートナーか……? 時代が変わったな……」 峰葉「いいえ……先輩、戦国時代から基本は変わってませんよ。 過去、成功した武将達は、たとえ目下の者でも、 パートナーとして認識することで成功したように 感じます」 先輩「うーん……なるほど、一理あるなぁ……」 今城「せんぱい!ごく稀な例に過ぎませんよ……。 そんなに納得しなくても…………」 先輩「ハハハハッ……、お前達と問答してると、 俺も随分勉強になるよ。ところで……、 部下と一緒に酒飲みに行ったりするんだろうな、 …………君たち」 今城「ええ、ええ、しょっちゅう行きますよ」 峰葉「私も、割合行く方ですね……」 先輩「色々とあるだろうが……、プライベートな場で、 彼らにどんな話をしてやるんだ……? 彼ら、未熟な連中に……」 今城「先輩!それは、決まってますよ。過去の成功体験ですよ。 様々な…………」 先輩「成功談…………か……」 今城「いえいえ、決して自慢話じゃありませんよ。 ……武勇伝です。 苦労話は空気が暗くなって、彼らの吸収率も よくありません。明るく、逞しく、そして、溌剌と、 私の過去の栄光について話してやってますよ……、 ハハハハッ……」 先輩「上司の過去の成功談に学ぶってことだな……。 ……なるほど」 峰葉「スミマセン……。私は逆で、失敗談を話します」 今城「おうーー、イラクの反対…………」 先輩「…………ん?……何だ?」 今城「クライ……くらい……暗い……」 先輩「ハハハハッ……やるなぁ……。 ……峰葉は、上司の失敗談から 学ばせるってわけか……?」 峰葉「ええ、成功した話をしていた頃もあったんですが、 成功した事の無い連中にとっては、話としてだけ 理解できて実感が湧かないみたいなんですよ……」 今城「頭の中に、イメージができりゃーそれはそれで、 良いだろうが……」 峰葉「……うん、確かにごく一部の優秀な人間……或いは、 自分を優秀だと自認している連中には、それで 良いかもしれないんだが…………一般のごく普通の 連中は『上司は優秀だったからできたんだ……』 みたいに頭を整理して、その成功談を参考にして、 新たな動きを起そうとしないふしが随所に 見られましてね……」 先輩「…………で、失敗談か?」 峰葉「ええ、失敗なら多かれ少なかれ、彼らも似たような 事をしでかしているもんですから、それを、 どう乗り切ったかという話には目を輝かせます。 …………すごく、身近に聞いてくれるんですよ」 今城「…………で、お前に習って同じような失敗を やらかしたりしてな………ハハハハッ、ハハハハッ」 峰葉「…………(-。-)」 先輩「……(`ヘ´)」 今城「…………(^_^;)」 <続> =================================================================================== ◆◆ホームページランキングに参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 ランキング表を見に来て下さ~い ◆◆クリックして~~ ( ^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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