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2015年04月13日
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 ここからしばらく、テーマを区切っていっせい・統一地方選に関する記述をしていきます。
 午前にあげた3つのテーマをぶっ飛ばして以下の記述から。
「2割の無投票選挙と“都道府県議会”の定数―少人数選挙区の増加が、ここでも歪みを生んでいる」。

 12日投開票されたいっせい・統一地方選の前半戦。「反収奪・抗反動」の立場に立つ日本共産党は、都道府県議選で改選80議席を111議席(占有率4.8%)、政令指定都市で改選104議席を136議席(同13.3%)に伸ばしました。特に都道府県議会選挙では、どんな伸長期でも果たせなかった全議会当選。今年はこの後に宮城県、岩手県、福島県と続くので、なんとか勢いをつなげて「人民困窮時こそ共産党あり」で歩いてほしい、と願います。

 統一地方選の記述で、選挙戦終了を待たなければ書けないものがありました。それは都道府県議会の選挙形式に関してのものです。
 選挙戦中に書いても…ですが、たたかいの最中に「土俵の文句」言うのも嫌でして、はい。
 今回、道府県議会選の無投票当選が2割にのぼる、というニュースがなされました。7時のNHKニュースでは「政治地図の固定化で新たに挑戦しよう、という人が出辛い」という言われ方をされていましたが、何がそれを生んでいるか、という言及はされませんでした。そこで、各議会の定数を見てみると、大都市圏にはある程度の人数が割かれているものの、その他は定数1だの2だのという、少人数選挙区が多数派になっているわけです。岩手で言えば盛岡が10、内陸の花巻、北上が4、奥州、一関が5ですが、後の市区、郡区では定数1~2も多く。

 さらに言えば、その大都市区も政令指定都市になるといくつかの区に分けられ、市議会の選挙区ならまあ別けられても、という所を都道府県議会レベルでも別けられ、事実上の「少人数選挙区」にされてしまっているのに、言葉にならないもやもや感があります。正直、一定程度の地域性は必要としても、少人数定数による「固定化」生むのはどうなんだろうと、まして都道府県議員レベルなら、もう少し広くてもいいだろう、と思うわけです。後は地域の中でどう動くかは、議員またはその陣営・有権者が試されることでしょうから。

 頭の回転だけはいい某市長はそこを見据えて?選挙区を細かくしたまま定数削減を強行したから、少人数はおろか小選挙区状態を生み出し、今選挙での“圧勝”を作り出しました。無投票当選が続出した裏には、こうした「少人数選挙区の増加」もあげられていいかと考えます。

 そこで…議会構成の見直しというと「定数削減」ばかりが言われますが、選挙区の柔軟な見直しも視野に入れませんか、てのは言わせてください。特に市部・政令指定都市区部で必ず一区、てものを解消に向かわす部分では。
 一例として、岩手だと以下の区分で。
・盛岡区10(盛岡、紫波、矢巾)
・花巻区4(花巻)
・北上区4(北上、西和賀)
・奥州区5(奥州、金ヶ崎)
・一関区5(一関、平泉)
・沿岸南区4(高田、大船渡、釜石、遠野、住田、大槌)
・沿岸中部区4(宮古、山田、岩泉、田野畑)
・沿岸北区3(久慈、洋野、普代、野田)
・岩手北区4(二戸、九戸、葛巻、軽米、八幡平)
・岩手南区5(滝沢、雫石、岩手町)

 このぐらいになれば、地域性を保持した上で少人数選挙区の弊害を除くことができるのでは、と思います。これまで個々の自治体で議員を得ていた、その事を重視する方には納得いかないものはあるとは思います。
 まあ、なにぶん一番「身近な」議員が盛岡だったり一関だったり、青森、北海道…だけどもゆるぐないば飛んできてくれる、て議員しか見たことないので、こんな考えに至るかもしれません。しかし、少人数選挙区による「固定化」の弊害よりどっちがいいかな、と考えたりしまして。

 共産党など多数派でない勢力にとっても、この「少人数選挙区」というのは難儀なんです。それまで5から10くらいの定数の範囲でたたかえてこれた勢力が、それぞれ1から2、よくて3とかされたら、それぞれとれていたものとれません。それぞれ支持率が40、30、20、10%の勢力が定数10で争えば、まあ大抵4、3、2、1議席になりますかね。
 しかしこれが2ずつ5区になればどうなるか。基本「40」「30」、良くて「20」の勢力しか議席争いに絡めないでしょう。定数10、各々支持率「40」「30」「20」「10」が4、3、2、1議席得ている…のが定数2ずつ5区に分けられれば「40」が10全部得られる可能性がある一方で、「10」が議席持つ可能性が極限にまで減るのです。(選挙は生き物でありますが、可能性としての話をしています)
 共産党くらいの全国区政党でさえこう難儀するくらいだから、ゼロから勢力つくって割り込もういう人たちはもっと難しい。中には維新のように…というご意見もあろうかと思いますが、維新は自民の尖兵ですから。元自民も多いし。

 ここまで都道府県議会レベルでの議員定数話をお送りしてきました。「このルールの下に平等にやっている。文句いうな」というご意見もあろうかと思いますが、そのルールが、多数派を優位にしているのであれば「平等に」というのはただの脅し文句でしかないと認識します。94年に国政で小選挙区制度が導入されて以来、「決定力」重視の観点から「定数は少なければ少ないほどいい」という考えが幅を利かせています。当時から小選挙区制度が持つ乱暴さを指摘する人も少なからずいましたが、それ以上に「乱暴さ」の快感につかれた方も多いのが現状のようです。
 また、そういう状況下でも存在感示す共産党を疎んじるあまりに、ロクでもないやり方でのゲリマンダー作成を図る動きが出ないか心配なところです。(過去に共産党在籍区でどう見ても必要のない選挙区分区をした事例もあり。たしか長崎県)伸長すれば、反動も起き得ます。前半戦では謀略ビラもまかれ、押さえつけの動きもありました。それでも得た議会勢力を使っていただき、市井の運動をガチャガチャ回していただく。どんな選挙制度もそこまでは阻めない事を示しましょうと語り項を終わります。

【記事中に書いた事例】※資料手元ないので記憶に頼ります。
1.長崎県の郡区選挙区(定数5)で議席獲得
2.ひとつの自治体(共産党も票多い所)を「第一区(定数1)」、他の自治体を「第二区(定数4)」とし、切り離し。
3.第一区の票を得られなくなり、第二区に立つも落選。
 自治体合併の影響も多段にあるのでしょうが、近年も石川県金沢市区や熊本県熊本市区も1区、2区に分けられているのを見て疑いの目を向けたものでした。
 ゲリマンダーというと、「~を優位にしたい」というのが動機としてあげられますが、この様に特定の勢力を標的にした「叩き落とし工作」の面もあったりします。どの制度になっても勝ち行くのは当たり前ですが、こういう側面があることも頭の隅にでも置いていただければ、と思います。

◆池内さんがLGBTに関する記事に登場。触発されて、キーワードサーチでどうなっているかな見ようと思ったら、「LGBT撲滅」を目的にした同一系統のツイートに占拠されていました…。何かに興味を持ち、サーチをかけたら一つの極論に侵される。目に余るやり方どうなのよ、と思わされますね。

◆この世にあるすべての現実を陰謀論で被せると、結果的に「強者しか残れない・存在し得ない」状況に陥らないか。今日リツイートしたさよりさんの記述と併せて思わされました。

◆くろねこアイコン(ブロックされているのでリツイートできず)「共産党が大躍進とか騒いでるでちゅが、議席数比率僅か4.8%でちゅ♪」
→そんなことは承知だ。
 ニタニタニタニタニタニタニタニタ(笑)つけて書けば自分が上に見えるその神経の方がイラつくわ。その「41道府県議会の占有率4.8%」の勢力とか、もっと言えば約1.6%の勢力。占有率50%以上勢力の支持者が「~が議席持っている事自体がおかしいんだ、殲滅しろ」語る方がチャンチャラおかしい話です。48‰とか16‰とかが必要な人もいるんだ。そんぐらい知れ!

◆兵頭正俊氏。何をそこまでにして高飛車に「下れ」言えるのか…。今必要なんは「まとまる」ことじゃなく、「力をつける」事じゃないのか。「まとまる」といっても、今の状況でそれをしてもモヤシ束ねるようなもの。他党をどうこう言いませんが、兵頭氏の論は勘違い甚だしいと言わざる得ません。

◆「統一・いっせい地方選はなし語りシリーズ」第一弾、終了しました。このあと花粉症の発作に襲われなければあと二つ、テーマを用意しています。某紙に載る事態になったら中止(笑)
 ひとつは「選挙と投票に行く意味とは」。ここんところ、選挙のたんびに枕詞のように言われる「投票率の低下」「有権者の関心の低さ」というキーワード。それに乗って投票を放棄した結果生まれた事態は…あと、そんな中選挙に立った主に共産党に対する「税金の無駄遣い」批判と併せて書いていく…予定です。

 そして、第3回は「“左”右からの共産党存在批判に対しての回答」を。昨日の結果を受けて、自民・安倍政権支持者からは「共産党など左翼が議席を得ていること自体が間違い」、また、一本化強要勢力からは「俺の支持する人が出る所に共産党は立つな」という意見をいただいています。特に後者は、今回の統一地方選挙では競合する所もなかったからあれこれ言われていても無視してきましたが、終わったあとに兵頭正俊氏のような「共産党が伸びてもダメだ」論放たれると「それ以前にあなた方はやることありませんか」と言いたくなります。

 それに、あまり他人に手を突っ込むような発言はしたくないのですがあえて。

 自己の団体の人間を守れもせず、次々手離す事態を起こすような団体が、「俺たちが中心になるからお前ら従え」何てやられても聞く耳持ちませんよ。そこら辺含めて自力つけられることを望みます。

 …選挙戦中は鳴りを潜めていた人たちが、選挙戦終わったれば「軍師」ぶり発揮する…。

 なんやそれ。
┐(-_-#)┌

 こういう「エア“軍師”さま」たちは、得てして現場で闘う人たちを駒としてしか見ない。「俺のいうことは聞いて当たり前じゃん」みたいな。笑わすない。
 まさかの一本化強要者「自称軍師」殴り込みで「余計な労力使わなアカンのか」と頭抱えますが、根っ子は忘れずにいこうと思います。今日のツイートはここで失礼します。





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最終更新日  2015年05月27日 16時26分01秒
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