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カテゴリ:地球人スピリット
![]() 「マンガサイコセラピー入門」 心理療法の全体像が見える ナイジェル・C・ベンソン/文 ボリン・V・ルーン/絵 2004 このブログではカウンセラーという単語を多用しているが、類似範疇にサイコセラピーがある。 自らをカウンセラーと呼ぶセラピストには、なるべく指示を交えずに、そして、なるべく判断を下さず、クライエント(来談者)に自分で気づかせようとする傾向があります。 しかし、サイコセラピスト(心理療法家)の多くは、もっと指示を与え、積極的にクラエントを援助する方法を提案したり処方したりします。p13 マンガと文章でサイコセラピーの世界を紹介しているが、前半は「病」的現象についてのそれぞれのコメントが続く。例えば、私などは「神経性大食症と神経性食欲不振症」p28などにあてはまるだろう。専ら「大食症」に片寄っているが。依存症というほどではないが、アルコールの摂取量もやや多いかもしれない。 14才の時に第二次性徴期と初恋や進学問題がかさなって、極端な心理的乱調になって、ようやく脱出するのに数年かかった。あの時が一番私の人生においての心理的危機的状況であっただろう。その後は自分を心理的「病」の範疇で考えたことはない。 しかしながら、現在、気づいていない何かの兆候があるかもしれない。あるかもしれないが、あまり心配はしていない。そうなったらそうなったらだ、と開き直っている。だから、サイコセラピーといわれた時に「医者」と「患者」というような関係性の中では、あまり考えないようにしている。 私は国の技能審査規定にもとづく「産業カウンセラー」資格を取得しているが、こちらは日常生活や経済活動、労働環境などにおいて、より「健康」的な人間として活動することを援助するところにポイントがあるだろう。 あるいは、学校教育における「心の教室相談員」制度とかスクールカウンセラーのありかたに関心をもって見てきたし、関与もしてきた。成長期にある子供達の「教育」環境を考える意味から、ソーシャルワーク的視点も必要になる。 しかし、本当に私が関心を持っているのは「病」「健康」ではなくその次のカウンセリングである。それは「悟り」のカウンセリングである。これは、今後いろいろな面から表現されていくことになるだろう。 「5ー13」実存的心理療法の目標 ○自分自身がこの世に存在していることに責任をもつ ○自主的、主体的になる ○意識的な意図を働かせる ○倫理的な選択する ○人間である以上、あって当然の、避けられない不安に向き合う ○自分の枠を超えて、人と十分に親交を深める。 ○愛情に満ちた関係を築く p124 このページには、レインやロロ・メイがイラスト付きでされている。私がこのブログで求めていることはこれに近い。「自分自身がこの世に存在していることに責任をもつ」「「自分の枠を超えて、人と十分に親交を深める」などは、まさにこのブログのテーマに掲げてもよいと思うくらいだ。しかし、もうちょっと、なにかが足らない。これだけでは「悟」の心理学の深さが十分表現されていない。 瞑想法とは、何らかの物体や体の動きや思考に注意を集中させる技法を使って、リラクゼーションの状態をつくり出すものだ。例えば、絵(マンダラ)、呼吸パターン、呪文(マントラ)の繰り返しなどが、その対象となる。 ヨーガはヒンドゥー教の修行として始まったもので、実践者の肉体・精神・魂の調和をはかるものだ。ヨーガは特に、ストレスをやわらげるのに役立つだろう。p145 瞑想法やヨーガについても、十分な説明でないにせよ、このような本の中での位置づけで、このように簡潔に紹介されているのは素晴らしいことだ。アロマセラピー、レイキ、アートセラピー、カラーセラピーなども紹介されている。 サイコセラピスト(心理療法家)になる方法 第1に、自分が興味を持ったセラピーのタイプはどれかを、この本や他の本に書かれた概略を読んで決定しよう。 第2に、サイコセラピストの訓練に必要な条件について調べ、自分が今もっている資格や能力が当てはまるかどうか、検討しなければなりません。 第3に、自分の住んでいる地域での雇用の見込みについて調べ、個人で開業するか、何人かで集まって共同運営するかを、決めなければなりません。 p179 全ページに書かれているマンガは必ずしも私好みではないが、一冊の新書本としてはよくまとまったものだと思う。前刊に「マンガ心理学入門」があるらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.30 08:20:07
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