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カテゴリ:シンギュラリティ
前のエントリーのつづき
<特異点>とは何か? ヴァーナー・ヴィンジ 向井淳訳 「S-Fマガジン」2005/12 p60 ■「覚醒」し、超人的な知性を持つに至るコンピュータの開発(今日でも、人間と同等な知性をもつ機械を我々は創造できるが、という議論がある。しかし、答えが「できる」なら、それからすぐにさらに知的な存在を構成できることには疑う余地がない。(*1) ■巨大なコンピュータ・ネットワーク(と、それに関わるユーザたち)が、超人的な知性を持った一個の実体として「目を醒す」かもしれない。(*2) ■マン―マシン間のインターフェイスがきわめて密接になった結果、ユーザたちが明らかに超人的な知性を備えていると思われるようになるかもしれない。(*3) ■生命科学は、人間の生得的な知性を向上させる手段を生み出すかもしれない。(*4) p60 短期間ではあるが、私なりに思索してみた結果、(*1)(*2)は、そう短期間にはおこらないだろうと思われる。しかし(*3)については、2006年現在のところ、ほぼ有り得る、あるいは、そうなるのが当然だろう、という流れになってきているように思われる。もちろん、直線的に「進化」はしないだろう。あらゆる隘路と誤謬の連続がまってはいるだろうが、しかし、人類の「意識」は、かならず、未来への活路を見出すだろう。しかも、この件については、緊急を要する課題だ。 私は、この事件をある種の特異点(シンギュラリティ)と呼んでいいと思う。それは、我々の古いモデルが破棄され、新しい現実が支配する時点となる。<特異点>はこの概念が一般的になるまでは、その時点にちかづくにつれて人類の問題を超えて不気味にそびえ立つだろう。しかしながらこの事件が起きた暁には、それは壮大な驚異でありながら、大きな未知となり得るだろう。p61 さあて、何が起こるのか、ということは実は明確になっているわけではない。なにかが起こるだろう、と予測しているだけだ。しかし、その何かが起こりえる可能性は極めて高い、とヴィンジは予測している。 相対的な時間のあいまいさは私の責任ではないが、もっと具体的に書くと、もしその事件が2005年より前、あるいは2030年よりあとに起きたらなら、私は驚くだろう。p61 ヴィンジが1983年に予言したように、その「事件」はたしかにまだ起きてはいない。では、さて、2030年までには起こるのか。2012年12月を「アセンション」としての特別な日と見る流れがあるようだ。私はこのように日にちを切って予言するような動きに対しては、概して批判的である。だから、これらの動きには距離を置いているが、しかしながら、2005年~2030年の中間地点といえば、たしかに何事かあってもおかしくはないと、思える。 この予言的文章は、非常に示唆的でありながら、多様な概念を輻輳して紹介しており、短い文章でありながら、決して読みやすいものではない。訳もこなれていないのかもしれない。以下、サブタイトルだけを抜書きしておいて、さらに後日、なにかの機会に再検討することにする。 ○<特異点>を回避できるか? p63 ○<特異点>に至る他の道:知能増強 p66 ○<強い超人類>と我々の求めうる最良のもの p69 とりあえず終わり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.04 20:58:09
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