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カテゴリ:マルチチュード
![]() 「『世界征服』は可能か?」 岡田斗司夫 2007/06 筑摩書房 190p ★★★☆☆ この本は面白い。このタイトルを見てホントにびっくりした。私の中には、世界征服、というコンセプトさえなかったのに、さらに、可能か?と煽られると、えええっホントはどうだ、と足がとまった。しかしよくよく考えて見れば、この「世界征服」というコンセプトは、アニメ世代にはごくごく当たり前の世界のようだ。 初の世界征服学! あなたはどんな支配者タイプ? A 魔王タイプ (ex、「レインボーマン」の「死ね死ね団」) B 独裁者タイプ(ex、「DEATH NOTE」の「夜神月」) C 王様タイプ (ex、「ドラゴンボール」の「レッドリボン軍総帥」) D 黒幕タイプ (ex、「OO7」シリーズの「スペクター」) 表紙腰巻 ああ、すげー、ぜんぜんわからん。自分はどのタイプっていわれたって、もともとのカテゴリがぜんぜんイメージできない。あえていうなら、黒幕タイプかな~、だけど私は007世代ではあるが、「スペクター」ってのもよくわからない。でも、なんだか楽しいなぁ、こういう分析。 考えてみれば、世界がこうなればいいのに、ってことはいろいろある。たとえばOshoのところに行ったときは、世界が全部こうなればいいのにってのはあったなぁ。他には、たとえば、Linuxやubuntuなども考えると、やっぱりこれも世界が全部こうなればいいのにって、思うこともある。あるいは、マルチチュードのことを考えたりしても、そこで、結局は「世界征服」をもくろんでいる自分がいるのかもしれない。しかし、完全に世界を支配したりはできないだろう。いや、それは誰にもできない。できないほうがいいのだ。結論としては、世界征服は不可能だ、ということになる。 悪とは、その時代の価値秩序を破壊すること。p187 善悪は一概に決められないが、革命と悪は紙一重だ。今、世界征服者に一番近い立場にいるのは誰だろう。ビル・ゲイツだろうか、あるいはアメリカ大統領の立場にあるものか、あるいは、地下に潜るビルラディンか。アニメ的に考える分にはこれもまた楽しいなぁ。
Last updated
2009.02.08 13:47:59
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