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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2007.10.20
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カテゴリ:2nd ライフ

「ウェブ炎上」 ネット群集の暴走と可能性 
荻上チキ 2007/10 筑摩書房 新書 221p
No.835★★★★☆

 
「ブログ炎上」という本があるかと思えば、今度は「ウェブ炎上」と来た。そのうち、「ネット炎上」とか「サイバー炎上」とか、「サイト炎上」とか、いろいろ出てくる可能性がある。今日のところは、申し訳ないが、立ち読みでもぱらぱらとこの本を読んだだけ。ひとめくりしただけでは、特に目新しいことはなかったような感じがした。でもこうしてあらためて見てみるとサブタイトルに「ネット群集の暴走と可能性」とある。どうやら、私は「暴走」ばかりに意識が行って「可能性」のほうを見逃したようだ。

 これがもし、群衆を
「マルチチュード」と読み替えて、「ネット・マルチチュードの可能性」なんて本がでたら、真っ先に読むかも。炎上、という言葉には、一揆、焼き討ちを連想する。ハッカーやクラッカー、あるいはウィルスやワーム、サイバーテロ、という言葉とは、ちょっと違うところに、この「炎上」という言葉があるようだ。最終章は「ウェブ社会はどこへ行く?」である。このテーマは実に興味深く、今後もウェブ社会からは目が離せない、という気持ちを強くする。



「ネット未来地図」ポスト・グーグル時代20の論点 
佐々木俊尚 2007/10月 文藝春秋 新書 221p
No.836★★★★☆

 
佐々木俊尚という人は、とにかく、この機会にとばかりに、次から次へと、新刊本を出してくる。これだけ出されたら、ネットなんか見る暇がなくて、彼の本ばかり読んでいることになるかもしれない(なんてことはないが・・・)。まぁ、とにかく受けに入って、なんでもかんでも出版しているという感じだ。売れるから、また出版社も出版するのだろうが、まぁ、正直いうと、本当にこの人の本を読みたいのかどうか、と自らに問うてみると、もういいかなぁ、という気分になる。

 この本で特筆すべきは、【コミュニケーションとインターネット】〈論点15〉「Second Life セカンドライフバブルの崩壊する時」なんてあたりか。この人にして、SLをバブルと言い切らせ、「崩壊する時」という言葉を言わしめている。たしかに、これだけ出版も盛んに行われているのに、本当にSLは何かの地平を開いているのか、と疑問を持ちたくなる。



「セカンドライフを楽しむ本」 
河出書房新社 /Linzoo Ringo 2007/09 河出書房新社 単行本 95p
No.837★★☆☆☆

 
前よりつづく

 たしかにこんなにSL本ばかり出て、本当にいいのかなぁ、と思う。しかも内容もある一定程度のところで、ほとんど同じ内容にとどまっているようだ。この本も特にこちらをヒットしてくるような部分はなかったように思う。ただ、ついつい惰性で、この手の本がでていると、一応は確かめたくなる習性がついてしまった。

 今日は近くの工業大学の大学祭で遊んできた。焼きソバと豚汁を食べて、フリーマーケットを覗いて、格安の古本を二冊ほど買い、若者達のロックとダンスのステージを遠巻きに眺めながら、各展示コーナーを回ってみた。

 工業大学らしく、ネットやらデザインやらシステムやらと、なかなか刺激的な内容で、一つ一つは、本当に面白そうだ。こんなところに学べるのだから、学生はいいよなぁ。こちらだって、まったくのシロートというだけではないので、一つ二つ質問してみると、学生は学生で、すぐに化けの皮がはがれてしまうのだが、それでも、それなりに勉強はしているようだ。

 とことこ歩きながら、ふと周囲を見渡すと、そこにあるのは、いつもの街中の雑踏や、デパートとは違う風景がある。大学だって、いつもこのような「お祭り騒ぎ」ではないだろう。でも今日だけは、目に飛び込むもの、あらゆるものがなんだかとても刺激的だ。その空間は、歩いていけばいけない距離でもないが、とても全部は行けない。視覚的、聴覚的な体験で周囲を把握するしかない。

 このような感覚は、まさにセカンドライフの空間を歩いているときにも味わう。つまりだ、大学の学園祭とセカンドライフがシームレスでつながっていれば、私は私でその空間を楽しむことができるかもしれない、と思った。もっといえば、大学自体がヴァーチャル化しているのかも。

つづく





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Last updated  2009.02.17 08:38:01
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