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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
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2008.07.18
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「空手チョップ世界を行く」力道山自伝
力道山光浩 1981年 ほるぷ 原書 1962年べースボール・マガジン社
Vol.2 No.0196 ★★★★☆

 
力道山ブームは、当然のごとくシャープ兄弟との対戦がテレビ放送された1954年に一気に沸き起こったのであるが、第二次プロレスブームで力道山が再評価されたのは、1980年代に入ってからだった。

 本書は1962年、10年間の相撲で活躍し、さらにプロレスでの10年間の活躍ののち、功名を得た時点での、プロレスラー力道山がこの中にいる。私が読んだのは、62年の原書をほるぷ社が81年に復刻したものである。62年の4月までの記録がこの本に残されている。翌年の63年12月、力道山は帰らぬひととなる。

 もうすでにあらゆる角度から検討されている力道山の、力士やプロレスラーとしての戦歴を中心として書かれているので、なんら目新しいことはない。一番の基本書となるべき位置にある本。著者名も力道山光浩だ。自らの出生についても書かれていなければ、薬物などについても書かれているはずがない。

 ただ、たぶん生前の力道山のもっとも最後の数少ない自伝であろうから、彼が自分をどのようにとらえていたかはよくわかる。もちろん、表向きの自伝だ。愛用のバイク・インディアンにまたがった力道山のめずらしい写真(p3)もある。

 

IMG_NEW.jpg

 ルー・テーズについてはもちろんのこと、天下のヒール・グレート東郷についてのコメントもある。やっぱり、力道山はグレート東郷に対して、私が以前推理したような評価をしている。

 東郷は「プロ・レスリングは度胸の商売だ」という。これにまったく私も同感。度胸一つで東郷は20数年間もマット稼業を続けてきたのだ。しかも第二次世界大戦直後の対日感情の悪い最中に東郷を名乗り(本名ポール・岡村一夫)、アメリカ人の憎悪を買うあばれん坊ぶりをやらかしたんだから、その苦労はひととおりではなかっただろう。レスリングそのものについては批判もあろうが、私もその根性には敬服しなくてはならない。p134






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Last updated  2008.07.19 06:34:59
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