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2010年02月16日
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カテゴリ:団塊の世代へ
2~3日前に「ハッピー・リタイアメント」(浅田次郎作)を読んだ。


ハッピー・リタイアメント

定年を4年後に控えた、しがない財務官僚・樋口慎太郎と愚直だけが取り柄の自衛官・大友勉。

2人が突如再就職先として斡旋されたJAMS(全国中小企業振興会)は、元財務官僚の理事・矢島が牛耳る業務実体のない天下り組織。

その体質に今イチ馴染めない樋口と大友は、教育係となった秘書兼庶務係の立花葵から、ある日、秘密のミッションを言い渡される…。

こんな物語。


この中で神輿の掛け声の事が出てくる。

「神輿を揉む『ソイヤッ、ソイヤッ』の声は神田祭のものではない。

本来の掛け声である『わっしょい、わっしょい』が、いつの間にか消えてしまった。

『わっしょい』はおそらく、『私(わ)っちが背負う』の意であろう。」

こんな風に記述されている。


私も若い頃神輿を担いだことがある。

地元や県内は勿論、東京まで行ったことがある。

掛け声は「わっしょい、わっしょい」とは言わず、「セイヤ、セイヤ」とか「ソイヤ、ソイヤ」であった。


「わっしょい」の語源として、「和を背負う」「和一処」「和一緒意」からきているようです。

担ぎ方としては、「わっしょい、わっしょい」の掛け声で並足で揺らさない平担ぎが一番多いようです。

東京都内では「えっさ、えっさ」江戸前担ぎが有名だが、近年は神輿同好会等の影響で「オイサ」「セイヤ」「ソイヤ」の掛け声が増えている。

浅草三社祭・鳥越祭り・神田明神祭など、東京の祭礼の殆どはこの担ぎ方となっている。


私が教わった神輿の担ぎ方は江戸前担ぎで、掛け声は「セイヤ」「ソイヤ」

全員前向きで、つま先を立て腰で調子をとりながら前進する独特な歩き方。

担ぎやすく、見た目もよいため、今では関東地区に広く広がっているそうです。


同じ東京都内でも、新宿・品川近辺では「ちょいちょい」の掛け声で揉みながら担ぐ独特な城南担ぎ

行徳近辺では神輿を差し上げ、空中に放ったり、地面にギリギリまで降ろしたりする行徳担ぎなどがあるようです。


所変れば神輿の担ぎ方もそれぞれ。


神輿は、その神社の神さまが守る土地に住んでいる氏子が担ぐものとされている。

最近では、祭りに無関心な若者が少なくなく、また子どもたちも地域によっては減少気味。

助っ人に来てもらったり、逆にこちらから助っ人に行ったりしてお互い助け合っているのが実情です。


日本の伝統文化がすたれないように、後世に残していきたいものです。







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最終更新日  2010年02月16日 19時13分11秒
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