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カテゴリ:中国史系
ここしばらく、楽オクに振り回されていたので、マトモなブログ(趣味に走ったブログ)が書けていない気が。 さて。ぷにょんぺん☆さんの書き込み、 「ゲッターピジョンさんのお名前は、いろんなブログやコメントで拝見しておりましたが、読み逃げは失礼かと思い、なかなかブログ訪問に踏み切れないでいました」 ううむ、有名になったものだ。と、思うと同時に、アメコミの世界のような気もする。例えば、マーヴェル(マーヴェル・ユニバース)なら、スパイダーマンとX-MENは普段は顔を会わせないが、お互いの存在は知っているのだ。 と、同時に、やはり水滸伝を連想した。行く先々で「おお、お主は、あの○○であったか!」、「そう言う貴殿は××殿?いや、一度お目にかかりたいと思っておった」、と言うノリ。 陳舜臣の作品だったと思う。「百八の魔星も、ずいぶんと下々の世界へ降りてきたものだ」と書いてあった。水滸伝の主役たる百八人は、百八の魔星の生まれ変わりなのだが、転生した人間は、下級役人、村長、牢役人、猟師、漁師、食堂の夫婦、名主の息子、下級軍人…と、身分の低い者ばかり。唯一の例外は、前王朝の末裔ぐらい。 ただ、これは「聴衆のウケを良くする為」、とも指摘されていた。水滸伝は小説だが、元々は講釈師が聴衆に語り聞かせたものである。面白くないと聴衆は返ってしまい、アゴが干上がってしまう。聴衆にウケる物語を聞かせる事は、講釈師にとって死活問題。よって、聴衆――ほとんどは庶民――に迎合する物語にする必要があった訳である。 楽天(ブログ)・ユニバースも同じ。大多数の会員である庶民に適合したシステムにしないと、ソッポを向かれるのは、火を見るよりも明らかである。 しかし…そうすると僕は…宋江?ヤな感じ。 講釈師「さて、ゲッターピジョンの言う『ヤな感じ』とは、どう言う意味か?それは次回で」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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