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テーマ:機動戦士ガンダム(4140)
カテゴリ:ガンダム、ガンプラ
人様のブログに書くと「荒らし」になるので、自分のところで書きます。 映画(新訳ゼ-タ)は観ていないのですが、カミーユは昔からキライです。その理由は、おそらく、皆さんにも分かって頂けると思います。 その為に、アムロとカミーユがガンダムに乗った経緯を比べてみましょう(少々くどくなりますが)。
アムロの場合。 日常生活を送っていたところ、敵の兵器(ザク)が侵入、破壊活動を行う。アムロは、自らと友達(フラゥ・ボゥ)と環境(サイド7)を守る為、軍の兵器(ガンダム)を勝手に動かし、ザクを撃破する。 ↑これは、正当防衛の範疇ですね。
カミーユの場合。 親(?)がつけた「女っぽい名前」にコンプレックスを持っていたところ、通りすがりのエリート軍人(ティターンズのジェリド・メサ)に「なんだ男か」と馬鹿にされる。これにキレたカミーユは軍人に殴りかかり、捕縛された。その後、アクシデント(ガンダムMark2墜落)により脱出、ガンダム(Mark2)を奪取し、軍人にその矛先を向ける。
↑カミーユの行動は、単に「キレてる」だけであり、ただの「粗暴な少年」にしか過ぎません。物語の主人公としては不適格です。 彼は空手を習っていましたが、心の方は鍛えられていなかったようですね、ばカミーユ。
現実に直してみましょう。「純(ジュン)」君、と言う高校生がいたとしますね(男の子です)。「女みたいな名前だ」とコンプレックスを持っていたとしましょう。そこへ、通りがかった軍人(在日米軍)に「なんだ、男か」と言われて殴りかかり、さらには銃を奪って銃口を向けた、とそう言う事になります。 人間として問題アリです。 僕と同じくらいの年だと、お子さんが結構おおきい方もおられると思います。上記「純」君が、小学校低学年ぐらいならともかく、それより大きい場合、果たして あなたの子供の友達にしたいと思うでしょうか?
新訳では大人しめになっているようですが、所詮はカミーユです(「豹は、その斑点を隠せない」と言う言葉があります)。 「Zは絵がキレイ(1stより)」と言う意見もありますが、語るべきはプロットとキャラクターでしょう。「絵」はアニメ(及び、その他の映像作品)にとって、確かに大きな要素ですが、それだけ語るのであれば「作品」としての価値を見ていない事になり、反って失礼になります。 キャラデの安彦良和は、Zに乗り気ではなかったとの事ですし、富野由悠幸も「英雄としてのアムロとシャアを否定した」と語っています。ましてや、(スポンサーからの要望で)続編(ZZ)の為に、パッピーエンドの予定を悲劇に変更したのでは…物語としての価値はありませんね。 と言う訳です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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