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カテゴリ:特撮ヒーロー
【前置き】 「快傑ライオン丸」の後半では、「西部から来たガンマン(怪人)」が存在する。 (第2クールでも、連発銃(リボルバー風)を使用するネズガンダと言う怪人が居るが、こちらは銃弾では無く、一種の手裏剣(投擲用のナイフ)が発射される仕組みである)。 「快傑~」の時代設定は、明らかに戦国時代 終盤(1580年代or90年代?)である。 (北条、上杉、織田、と言った戦国武将(?)が台頭している) 一方、アメリカの西部開拓時代は、1860年代~90年代らしい。 おいおい、江戸時代が終わりそうな頃から明治初期に かけてじゃないか。 どこの西部から来たんだ?(笑)。 (もっとも、この程度は「重箱の隅」であり、本作の面白さを損ねるものでは無い) 【本題】 東映Chの「変身忍者 (昔、ビデオの第2巻を買った時は後悔したが...第1巻は買ってないし) 正直、 「外国からの援軍」→ゲルショッカーの先駆 「西洋妖怪 由来の強化」→GOD悪人軍団(キングダーク編)、デルザー軍団(上記も)に継承 されている、と思う。 (GODに関しては、ギリシャ神話 由来の、つまり日本人に馴染みの無い怪人よりは、ハッタリの利いた悪人軍団+動物モチーフの方が判りやすかった。当時としては。 何せ、後年の80年代になっても、ゴブリンやらコボルドやらが理解できなかったのだから、私は) ところで、気になったので、発表年(時代設定は不明。当時?)を検索したのだが、 #21 ドラキュラ→ブラム・ストーカーの小説。1897年。30年ぐらい前に読んだ。 ミイラ男→ユニバーサル映画「ミイラ再生」。1932年。未見。 #22 ミイラ男、透明人間→H・G・ウェルズの小説。1897年。30年以上 前に読んだ。 #23 狼男(検索せず)。 #24 フランケンシュタイン→メアリー・シェリーの小説。1818年。30年ぐらい前に読んだ。 (ドラキュラ、フランケンも映画オリジンだろう、この場合。特にフランケン) ...いやいや、19世紀~20世紀 由来のモンスターじゃん(狼男 除く)。江戸時代(17世紀?)の「嵐」にゃ、早いんじゃないの?(笑)。 (エジプトにミイラは居たが、それがモンスターとして、恐怖の対象となるのは、やはり「ツタンカーメンの呪い」以降では? まぁ、これも捏造だった らしいが) ...とかツッコんじゃイケナイんだろうなぁ...。いやいや、面白い&好きですよ、西洋怪人編。 (派手なデザインの嵐に似合った敵だし。つか、血車忍者も派手なんですが。迷彩服の忍者なんて、どっからの発想? 忍者部隊 月光か?) 【その他】 #21~30 嵐、#21以降 変身シーン削除(コス変更の弊害)。 カスミ、#22以降、チョイ役 化。#24、25、黒い忍者装束。#29、未登場、未クレジット。 ツムジ、#21以降、黒い忍者装束。 「恐怖怪談」は#25まで。 沼田曜一、「悪魔道人」のテロップは#25から。 「魔神斎 ?」、#27まで(映像は#29まで。#26、28もテロップは無し)。 #30、ED映像差し替え。 沢りつお、西洋怪人 多すぎ(ミイラ男、狼男、マーダラ)。 それにしても、西洋妖怪って、日本の事情に詳しいと言うか、風土に馴染んでる なぁ。 以下、「素顔+メイク」の怪人役は色で。 #21 ドラキュラ(加地健太郎、多分 声も)、着ぐるみは頭部と手のみ。 ミイラ男も共闘。 山田圭子、不幸。 予告、ほとんど#21のシーンなんですが。撮影が間に合わなかった? #22 ミイラ男。 悪魔道人、ハヤテと対決。この時の電撃シーン、ビデオの2巻で見た時、苦笑した(血車忍者は覆面を取るシーンも)。 地味に須永かつ代。 なんで「第2、第3のミイラ男」を呼び寄せる為にピラミッドを造るのやら(笑)。 「血車の怪人の匂い」って、ソレは違うんじゃ? 伊賀のシテン?(飛騨の高山に居る)。 月の輪、タツマキに顔見世。にしても、陽光の元で見ると頭がデカい(熊の耳をモチーフにしている為?)。 #23・24 前後編。魔神像の位置は飛騨と判明、そこへ向かう。 きこりの娘、星野みどり。 #23、狼男。大魔神像は飛騨 霧が峰(後編も)。 #24、フランケン。着ぐるみ は頭部のみ(声:阪脩)。腕は生身。和尚(北九州男)に変装(変身?)していた。火を吐くフランケン(の怪物)は珍しいのでは? その上、オカリナまで...(頭部や腕は、分離して空中浮遊)。 ゴルゴンの声、原良子では無い模様。 #25 ゴルゴン役、原良子(イントロの自己紹介は声が違う?)。顔が大きい(?)ので、むしろ あの扮装(頭の大きさ、はみ出た口紅)が映える。 新郎、キレンジャー(クレジットは「畠山漠」(「シ真」?))。仲人(?)、ハサミジャガーの化けた神父。花嫁は大森不二香。 魔神像は飛騨 霧が峰から移動。 #26・27 前後編。怪人紹介はスフィンクス先行(後編はタランチュラ。シルエットでは、スフより先に登場)。忍者大秘巻 編に。 嵐寛寿郎(百地三太夫)。特出では無い(少なくともクレジット上は)。 江見俊太郎、サイボーグ007似。 近藤宏、ノンクレジット(荒井岩衛?まさか?)。灰地順とか、妙に豪華。 魔女メドーサの声、沼波輝枝(ショッカーの女性怪人の定番)。 #28 メドーサ、真理アンヌ。ゴルゴンの妹だが、予告では姉。このコスは原の方が似合っている(素ならアンヌの方がキュートだが...)。 出来れば、真理アンヌの実姉妹3人でユニットを組んで欲しかった。 堺が舞台。オランダ人(?)も居る(通行人。ノンクレジット)。 沢りつお、ノンクレジット(マーダラ)。 #29 マーダラ、フィンランドの妖怪(煙)。 舞台は不明(伊勢参宮に参拝しての帰り)。 次回の怪人、本編では言及されず。 #30 魔女ザルバー、イタリア出身。素顔(広瀬楊子)+メイクだが、声は沼波輝枝(くノ一おぼろ、地声?)。原、アンヌに比べれば、かなりマイナーだと思う。 むしろ藤岡重慶の方がメジャーでは?(何故か連名クレジット)。 新宮宿(? シングウジュク)のミョウホウ(妙法?)寺。 次回の怪人、本編では言及されず(「後は沢山いるのだ、まだまだ」by悪魔道人)。 次回予告、ファイティング原田(僧侶コス)は映るが、言及は無し。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.04 01:22:42
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