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本の森で呑んだくれ、活字の海で酔っ払い

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2019.02.26
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カテゴリ:エッセイなど

・僕の愛すべき作家、椎名誠さんのエッセイ「ハラペコだ。」シリーズの第2弾。 図書館本

●自慢じゃないけど(という人は絶対に自慢しているものだけど)、これまでの人生の中で読んだ本の冊数で言えばシーナさんはたぶん第2位だと思う。ちなみに第1位は誰かというと、これもたぶんなんだけど、恥ずかしながら白土三平さんだと思う。何だコミックかいなと侮るなかれ!かなり壮大で面白いのだ!・・・いきなり話が横道にそれてしまうので、それについてはまたの機会に譲って話を進めます。

●辺境地への旅だったり、怪しい仲間たちとのキャンプ生活だったり、TVコマーシャルで見るからにうまそうにビールを飲む姿だったり・・・20代の頃から憧れていたように思う。彼がお勧めだったクックの小説も読んだなぁ・・・で、彼が主催していた「東日本何でもけ飛ばす会(だったかな?)」(東ケト会)を真似してワシらのチームも「名古屋変なおじさん探検隊」(名古屋HOT隊)と命名したのだった。今思えば、真似したつもりだったのにネーミングからして全然似てないので、オリジナルっぽく感じるのは誇らしいのか残念なのか分からないけど・・・

●前作は妻=テキと言いながらも、結局は彼女が作った我が家の朝飯が一番だ!的なちょっと優等生的な結末だったと記憶しているが、この2作目では、「しあわせのソーメンパーティー」でおじいちゃんとなったシーナさんが、集まった家族の中で感じたシアワセが結論のような気がする。愛すべき破天荒ではやめちゃなシーナさんなのに実は落ち着くところは平凡だったりする。アクティブな面だけではなく日常の暮らしにこそシアワセを感じられる感受性もやっぱ好きだなと思った。とかいいつつも70歳すぎても月に1回は大勢の仲間と釣りキャンプを楽しんでいるらしい。羨ましい生活ですなぁ。

●とにかく麺が好きなシーナさんは、麺でなくても長いものならしらたきでも何でも好き、というのは知っていたけど、不毛な扱いを受けているソーメンにかなりの愛着を持っているのは知らなかったというかたぶん忘れていた。

・笑える椎名節が山盛りだった(一部抜粋)
〇(具がなくなった鍋に投入された)どちらかといえばコクのないアルファ米が俄然「わしもコメなんだよお!」と叫びだす
〇臭いのはむしろ「羊はくさい」と言っている厚化粧の日本のおばさんのほうですわ●シーナさんは日本の牛肉至上主義に疑問を呈していて、コクサイ的には羊肉が美味しいと認められてるらしいのだけど、日本では臭いとか言って不評なのをばっさり切り捨てたのが笑えて爽快!だった。

・試してみたいと思ったもの
〇蕎麦にラー油だけ(ネギ少し)とこれが信じられないくらいうまい●まじっすか?
●ソーメンのタレ自作、昆布とカツオブシ(&椎茸も?)でダシをとって醤油で味付け〇言っておくが梅干しにはカネをおしまないんだワシ!たとえ1ケ二百円だとしてもおいしかったらビクともしない●そんなシーナさんのことを想いながら、ソーメンのタレの中に入れた梅干を箸でつぶして食べてみたいと思った。

●椎名誠健在!まだまだワシも人生楽しまねばと思ったのだった。






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Last updated  2019.12.12 21:10:46
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