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本の森で呑んだくれ、活字の海で酔っ払い

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2021.02.03
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カテゴリ:現代文学一般
・初読みの「羊と鋼の森」はさすがに本屋大賞受賞作だけあって面白かったので、次に読んだ「誰かが足りない」もまあまあ、でこれが宮下奈都さんの3作目体験だった。「誰かが足りない」もそうだけど、この「たった、それだけ」もタイトルだけで興味をそそられてしまった。

2021.1.31読了


・第1話は不倫相手の女性、第2話は男の妻、第3話は男の姉、第4話は小学3年生になった男の娘が転校した先の担任の先生、第5話は高校生になった娘、第6話は高校を中退してある介護施設で働く男性、それぞれの視点から書かれた短編小説になっていた。

・幸せな家庭生活を送りながら同時に複数の女性と不倫関係を続けていた男、会社での不正が暴露されて蒸発してしまう。短編連作風でいろんな立場の人から見えた人生の物語。前半は退屈だったり読むのが痛くて辛かったりだったが、最終章まで読んでやっと穏やかな気持ちになれる小説だった。

・男の視点から書かれた短編はなく、彼の本心は想像するしかない。

・ところで「たった、それだけ」のタイトルの意味って何だろうと疑問が残った。たったそれだけの一言が言えなくて後悔したとか、たったそれだけの一言を言われて人生が大きく変わたっとかいうことなのなのかなあ?   





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Last updated  2021.02.03 21:13:35
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