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カテゴリ:医療・介護一般をテーマにした本
・著者初読みだった「伝言」の読後感が良かったので、もう一作ということで自分の仕事の世界である病院を舞台にしたこの本をチョイスした。 ・読みやすいけど・・・
・産婦人科病院に捨てられて幼少時から施設で育った主人公は内省的というか自己否定的で周囲に迎合しながら生きてきた。 「よい子のみなさん。おはよう、朝です。」 ・毎朝、施設で流れる放送を聞くたびに、自分はよい子ではない、よい子なら捨てられるはずがないと感じていた少女がいたわしい。 ・今時こんな誤診や誤診の隠蔽なんてないのじゃないかと思うけどあるのかな???セクハラもだけど。 〇「大野先生は自信のない方なのね」 ・新しく赴任してきた看護師長のパワハラの医師に対する評価、あなたを試しているのよって、かなり説得力ありと思った。この師長さんの見方や感性は凄いなと思う。 ・その看護師長に自分の本当姿を見つけてもらってというかそれに自分で気が付いて主体的に生きていくことに目覚める話。・・・とか言うと理屈っぽいけどもっとハートフルで読みやすい物語だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.11.29 21:02:31
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