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カテゴリ:スポーツする小説
・オリンピックをテーマにしたアンソロジーなのにどれもこれもオリンピックがわき役だというのが意外で読み終わってからなるほどこういう趣旨だったのかと分かった。 ・恥ずかしながら海堂さんは初読み、赤瀬川さん、額賀さんも初読み、小川洋子さんには魅かれているのだけど今回もまた理解できなかった。
「硫黄島に死す」(城山三郎) 「ひなまつり」(浅田次郎) ・どちらもさすがという作品だったけど・・・ 読書の感想では全くないのだけど一番心に残ったのが何と 「名古屋オリンピック」(奥田英朗) 奥田英朗さんは岐阜県出身でワシの住んでる名古屋と同じ文化圏で方言も近い 〇「なにィ」・・・《お爺》と同じイントネーションである 〇「なにがァ」・・・《チョコバー》と同じイントネーション ・確かにそうだな、分かり易いなと笑えた。 〇「だって世界中の人が来るわけでしょ。金の鯱とパチンコとエビフリャーしかないじゃないですか、あんなとこ」 〇「おまけにみんなでミャーミャー言って、キーホルダーをジャラジャラさせて、日本の恥ですよ」 ・何もそこまで名古屋を卑下しなくてもと思いながらも笑える! 「オリンピックを知らない僕たちへ」(額賀澪) ・ストーリーとは直接関係ないけど高飛び込みの小説「DIVE!!」(森絵都)読んでみようかな思った。もともと森絵都さん好きだし。 その他 「ブラック・ジャパン」(赤瀬川隼) ・人種、民族、国籍、国境について 「肉詰めピーマンとマットレス」(小川洋子) ・理解できないけど何だか魅かれる小川洋子さんの短編はやっぱり分からん! 「平和的祭典北京五輪」(海堂尊) ・海堂さん初読み。つまらなくはなかったけどああこんな感じなのかなと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.12.03 21:07:54
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