テーマ:こんなん知ってた?(300)
カテゴリ:蚤と蚤ルックダイエット
それでは哺乳類の雑食動物の例を挙げますね? 1.ツキノワグマ 食性は草食に偏った雑食で、春はブナなどの新芽を、夏は主にアリ、 ハチなどの昆虫、アザミなどの草本類を、秋は主にドングリ、 クリなどの堅果類やアケビ、ヤマブドウなどの漿果類を食べる。 2.ヒグマ 食性は雑食だが、同じクマ科のツキノワグマに比べると肉食の傾向が大きい。 シカやイノシシ、ネズミなどの小型哺乳類、サケやマスなどの魚類、 果実などを主に食べる。トラやオオカミなどの他の肉食獣が殺した獲物を盗むことも、 近年の研究で明らかとなった。 3.ホッキョクグマ 食性は雑食で、アザラシ等の鰭足哺乳類、魚類のほか、海鳥、イチゴなどの果実、 コンブや貝なども食べる。 (出典・ウィキペディア) クマさんはそれぞれ自分が生息している場所で得られる食物を食べています。 それぞれ餌が違っても生きていける、ということですね? ヒトはどうでしょう? ヒトほど地球上の至る所に生息している動物はいないのではないでしょうか? そうしてそれぞれその土地で得られる食物を食べてきました。 寒冷地や乾燥地域の民族は、牧畜して、 その動物の乳や肉をエネルギー源にしてきました。 温暖な地域の民族は植物性の食物を中心に摂ってきました。 極端な民族の例としては、イヌイットが挙げられるでしょう。 グリーンランドは一年中氷に覆われていますから、植物は育たない。 だからイヌイットにとって得られる食品は魚、海獣なのです。 サケ、マス、それからアザラシ、セイウチ、オットセイ、クジラなど。 そういう魚や動物を捕獲して食料にしています。 しかも彼らはそれらを生で食べる、ということですね。 酵素を失わないためには生で食べる、というのは理にかなっている のかもしれませんね? ということで、 「人間は雑食性動物だからいろんな食品をバランス良く食べないといけない」 ということは発想が逆だ、ということがお分かりになりましたでしょうか? またまたゴキブリちゃんの例を挙げます。 「ゴキブリは雑食性昆虫だからいろんな食品をバランス良く食べないといけない」 と言えますか? ゴキブリは、 「人間の食べるものなら何でも食べて、それでも足りなかったら 書物の装丁、ノリ・紙・皮・髪・タン・唾・糞・動物の死体・人や動物の排泄物、 配水管などにこびりついた汚泥なども食べて生きていくことができる」 ということですねよ? 結論を言いますね? 「人間は雑食性動物だから、たとえ自分の周りでいつも得られる食物が 不足したりなくなっても、他の食物を食べることで生きながらえる」 ということなのです。 「雑食って便利ですね」(フェンダーストアーさん) そうなのです。決して 「いろんな食物をバランス良く食べないといけない」 ということではなかったのですよ? 「じゃあ日本人が世界一の長寿民族になったのはなぜなんだい? 肉を食べ、牛乳や乳製品を摂取するようになったからではないのかい?」 というコメントを頂きそうなので、またまた先手を打ちます。(笑) 日本人が長寿世界一位になったのは、はたして 「雑食だからいろんな食品をバランス良く食べてきた」 からでしょうか? 現在の百寿者のこれまでの人生の四分の三くらいは、 バランスの良い食事などはしてこなかったはずです。 そんなことできなかったはずです。ということは? 「長寿者ほど肉を食べている」 という柴田博氏の主張は、以下の点を考慮していないのではないでしょうか? つまり、 現在肉を食べている高齢者というのは、子どもの頃から継続して 食べてきたのでしょうか?ということです。 それはありえませんね?ぼくの子どもの頃だって、肉は一般的では ありませんでしたから。 「若いときに日本食(=肉なし粗食=ご飯パワー)で作り上げた肉体が頑丈なので、 高齢になってから肉を食べはじめたとしてもまだまだ壊れない、病気にならない」 というのが真相なのではないでしょうか? (つづく) 雑食ってそういう意味だったのか!と目からウロコの方はクリックお願いね? 『人気blogランキングへ』 「知ってたよ」という方もぜひクリックお願いね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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