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蚤とダイエット

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2010.01.06
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読売新聞(1月3日付)で、ゆとりが「ゆるみ」にという見出しで
記事がありましたね。
要するに子供の学力が下がっている、ということです。

こんなことも書いてあります。

知識偏重→個性重視→学力低下→軌道修正

為谷は、子供の学力低下について最初は、
子供の数が減ったからだと思っておりました。
つまり、大学に入れる人数は同じなのに、
以前は高校三年生+浪人の数が多かったら、落ちる人も多い。
つまり、試験で高得点を取らないと合格できなかったわけね。
しかし、今や難関大学以外はすこぶる入りやすくなった。
ということは、以前では合格できなかった学力の生徒でも
合格できるようになった。だから学生の学力低下が起こった、とね?

しかし今や小学生から学力低下が起こっているわけだから、
少子化が原因ではない。

それからゆとり教育で、教える内容を削減したから?
これも当たらないと思うのだ。
興味のある児童・生徒は自ら進んで追求して勉強しますよ。

じゃあ学力低下の原因はなんなのだ?

専門家達はいろんなことを述べる。

しかし、一番大切なことを忘れてはいませんか?

例えば、子供の歯に虫歯が多くなってきた、という現象が起きた。

みなさん何が原因だと思うでしょうか?

戦後は子供の体格は大きくはなったが病気にかかりやすい子が多くなった。

何が原因でしょうか?

食べ物だ、と直感することでしょう?

実は脳の発達も同じなのです。

大塚 貢さんの実践がそれを物語っています。

・・・・・・・・ここから引用・・・・・・・・
(3) 完全米飯「非行減った」

米飯給食を食べる本原小学校の1年生。大塚教育委員長(右端)は、
たびたび上田市内の学校を訪れ、一緒に給食を食べる 完全米飯給食に
こだわり続ける元校長がいる。

 「正しい食生活が子供の心を安定させることを実感したのです」

 長野県上田市の大塚貢・教育委員長(70)が振り返る。
合併前の旧真田町で1997年から今年3月まで教育長を務め、
六つの小中学校全校で完全米飯給食を実現した。

 米飯には校長時代からこだわりがあった。

 1992年、最初に校長になった他の自治体の中学校は、荒れていた。
万引きで補導された生徒を引き取りに、多いときは1日に3回も警察に
出向いたことがある。生徒が校舎内をバイクで暴走するような事件もあった。

 そのうち、問題を起こす生徒が朝食を食べていないという共通点に気付き、
弁当が必要な球技大会の日の早朝、コンビニエンスストア前に張り込んだ。
弁当やパンを買いに現れたのは、やはり非行を起こす生徒だった。

 食生活に非行の一因があると確信した。せめて給食は、野菜のあえ物や
煮魚など、健康的な和食を食べさせようと思ったが、こうした料理は
パンには合わない。約2年かけて徐々に米飯給食の回数を増やしていった。

 完全米飯化は、改革の3本柱の一つだった。教師同士で
授業を公開・評価し合い、命を大切にする心を育てようと、
全生徒に種から花を育てさせた。万引きなどの非行は年数件に減り、
作文コンクールの全国大会で上位入賞する生徒が現れるなど、
学校は落ち着きを取り戻したという。

 旧真田町の教育長に就任すると、今度は全校の完全米飯化に取り組んだ。
PTA総会などで
「親が給食費を払っているのだから、教育長が決めるべきではない」
「子供が好きなものを食べさせたい」
などと言われながらも、回数を増やし、02年度に完全米飯化した。

 この間、「生産者の分かる材料を食べさせよう」という町長の願いから、
地元産の米や野菜を使い、栄養価の優れた発芽玄米を約10%交ぜる
などの工夫もした。おかずは当然、魚介類が中心だ。

 やはり子供に変化が出た。旧真田町にある市立本原小学校の
佐藤裕章校長(59)は
「全校集会で貧血で倒れる児童や、不登校の子供はいない」
と胸を張る。児童・生徒が約1100人いる旧町全体でも、
04年度以降、非行で補導された子供はゼロだ。学力テストも全国平均を上回る

 ただ、合併で先行きは不透明になっている。4市町村が合併して誕生した
上田市の給食は、まだ旧自治体の方法を継続している。
米飯給食の回数は旧真田町以外は週3回だし、調理も自校方式と
給食センターで行う方式が混在する。将来的に旧真田町の給食も
見直される可能性があるわけだ。

 しかし、大塚さんは「完全米飯化の効果は明らか。
私が教育にかかわる限り、子供が食べたいものより、
食べさせたいものを出し続ける」と信念を貫くつもりでいる。(木田滋夫)

 米飯給食 コメ余りも反映し、
「多様な食品を取ることが望ましい」
として、旧文部省が1976年度から導入を促している。
2004年度には、全国の給食実施校3万1902校のうち99.4%が
実施している。回数は、文部科学省が目標として指導する週3回の学校が
最多で70.9%。週4回(12.3%)、週2回(11.5%)と続き、
週5回の完全米飯化は4.5%(1425校)。
(太字は為谷が設定しました)
(2006年6月22日 読売新聞)
【出典】
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20060622us41.htm
・・・・・・・・引用ここまで・・・・・・・・

子供達にファストフード(=ジャンクフード)を食べさせないで下さい。
外食をさせないで下さい。中食もさせないで下さい。
大人も同じですけどね?

そして、ヒトの食性に合ったものを食べさせて下さい。
つまり、蚤と蚤ルックダイエットを家族全員で実践して下さい。

その次には、砂糖を排除して下さい。
その次には、粉食をやめて下さい。(たまにならいいですが)
朝食は毎日食パン、というのは絶対にやめて下さいね?
主食には米。出来れば玄米。
出来なければ分搗き米を食べさせて下さい。
日本伝統の発酵食品を食べさせて下さい。

食を改善したら、病気にもかかりにくくなります。
そうして頭脳にもよいのです。

子供の学力を上げようと思って子供を塾に通わせている親御さん。
子供に塾の行き、または帰りにファストフード店に立ち寄って
ハンバーガーなどを食べることを許してはいませんか?
そんなことをさせていたらあなたのお子様の学力は伸びませんよ?
塾へ行くときにはおむすびを持たせて下さい。

そんなこと、全く関心のない親御さんがほとんどでしょうが・・・・。

だからこそ!

本当は塾でこそ食育をやってもらいたいのです。
(学校や親には期待できないから)
業績を上げたい塾は、食育によって、塾生の学力をさらに
アップすることも可能だ、ということですよ?
塾の経営者のみなさま!
食はとっても大切なのです。
食の指導も徹底的に行って下さいね?
そうしたら、あなたの塾は業績が上がりますから。
それに塾生は、肉体的にも健康になって親御さんから感謝されますから。
だって、受験当日に風邪やインフルエンザにかかって受験できなかった、
なんてことになったら、それまでの努力が水の泡でしょう?
蚤と蚤ルックダイエットも実践したら、
風邪にもインフルエンザにもかからないような免疫力が出来ますから。
ぜひ採用して下さいね。

子どもが幸せになる6つの習慣

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Last updated  2010.01.07 17:09:02
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