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2003.03.28
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カテゴリ:プロレス

俺だけの王道 川田利明自伝(著者:川田利明|出版社:小学館)


 「川田って正直だなあ」というのが、読んでいて頭の中に浮かんだこと。
 新日本プロレスに入りかけていたこと、全日に入ってからもつらいことが多かったこと、天龍に誘われたこと。
 新日に合格しても、大喜びはせず、「進路が決まった」と思っただけ、というのも川田らしい。
 人に対する評価も隠さない。
 馳が全日に来た時の気持ちも、「仕事以外ではあまり関わりたくない」「試合のスタイルも自分のいいところだけ存分にアピールするタイプ」と否定的に見ていたことを正直に書き、今は「普通の関係になっているつもりだ」という。
 三沢たちの大量離脱の前に話があったのは当然としても、三沢は事前に日本テレビと話をつけていたことが明らかにされている。三沢が口で言っていたこととは違って、選手の中でも事前に話がついていた。川田は最初から蚊帳の外におかれていたようだ。
 リング外のことに関心を持たない川田らしい。
 全日に残ってからのことも、不満は不満としてはっきり語る。ハンセン引退の東京ドームでの試合は満足できないものだった、天龍復帰には「これでいいのか」という思いがあった、などなど。
 とにかく何もかも正直にありのままに書いている。武藤は全日移籍前に社長就任が決まっていたこともはっきり書いている。
 しかもその書き方が「裏話」という書き方ではない。裏も表もないのだ。
 とにかく、「そうだったのか」の連続で、最後まで一気に読まずにはいられない本だ。
 読み終わってしばらくして気づいたが、題に「王道」と入っていても、「王道とは何か」などということは語らない。そんなことをいちいち説明する必要はないのだ。リングの上の戦いがすべて、それが川田であり、今や川田のあり方が王道なのだ。





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Last updated  2005.04.01 21:12:46
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