「大菩薩峠」より後だが白黒。「濡れ髪牡丹」や「大殺陣雄呂血」もこの監督。
長谷川伸の「雪の渡り鳥」が原作らしい。
いかにも長谷川伸らしい話で、恋と友情の板挟みになりながら、恋しい相手(中村玉緒)が親友(成田純一郎)と結ばれるのを助け去っていき、その二人を助けるために再び戦い、罪を一人で背負う。
よくある話ではあるのだが、わかりやすいだけに説得力がある。
なぜ強いのか、なぜ金を持っているのかなどというところは全く説明しない。
主人公なのだからそれでいいのだ。
海辺でもなんでもスタジオなのがすごい。
何でもかんでもセットで作ってしまえる時代だったのだ。
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Last updated
2005.04.17 10:49:02
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