今日は冬至。
「一年で一番昼間が短い」などと書く新聞のコラムがあるんだろうなと思っていたら、まさにその見本があった。
今日の産経新聞の「
産経抄」。
太陽が、日本から見ると、見かけ上、もっとも南にある日ではあるのだが、「冬至は昼の時間が最も短い」わけではない。
空気による屈折などもあるので、太陽の位置(というか、地球が太陽に向けている面)と昼の時間が一致するわけではない。
詳しいことは、
Wikipediaなどをご覧いただきたい。
したがって、「春分の日」「秋分の日」が「昼と夜の長さが同じ」になることはない。
昼の方が長い。
ただし、かなり古くから、「春分」「夏至」「秋分」「冬至」というのは分かっていた。
昼の長さを計ったわけではなく、太陽の位置を観測していたのである。
冬至といえば「ゆず湯」だ。
岡本綺堂の「ゆず湯」を思い出す。
「
青空文庫」で読める。
書籍としては、「
江戸の思い出」に収められている。
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