第2部は、一人前面している水谷豊よりも年齢が上の柴俊夫が入社する。
社会経験があり、空手の経験者で格闘も得意。しかし、かつて意に染まぬ仕事で取引相手を苦しめた経験から、嫌な現場には行かないと主張する。
第1話は、その対応に不満を持つ同僚とも軋轢や、ある大きな工場を持つ会社の近辺で起こった事件への対応での鶴田浩二との軋轢。
当時としては珍しくないことだったのだが、とにかくどこでもたばこを吸う。
第2話は、女子高生と両親との断絶。
鶴田浩二は、両親の対応に苛立ちを見せる。
なんと、人気ロックグループとしてゴダイゴがゴダイゴとして出演している。「西遊記」の前なので、まだ無名時代。クレジットを見ると、音楽はミッキー吉野で、ゴダイゴが演奏していたのだった。
おっかけの少女がけがをしたところで警備会社の責任にはならないと思うし、女子高校生が鶴田浩二を訪ねてくるのも不自然だが、まあ、そこはドラマなので。
第3話はサスペンス仕立てで、東京から釧路へ向かうフェリーが舞台。
爆破予告をしてきた犯人との攻防があるが、こういう場合は、警備会社だけではなく、警察が関わるはず。
第2部は、設定にやや無理があった。