私はこの映画の存在を知らなかった。
子供の時、「
ガメラ対大悪獣ギロン」を見て、かなり末期に来ていると感じたのは覚えている。
この映画はさらに後なのだが、こちらの方がまとまっている。ただし、安っぽさは否めない。
大阪万博に向け、準備の一環として、イースター島ならぬウエスター島から古代の石像を運び出したことがきっかけで、ジャイガイーが復活し、大阪に襲来する。
ガメラは四肢を棒状の武器が刺さったり、体内にジャイガーの卵を産み付けられたりして苦戦が続く。
しかし、子供たちの活躍で危機を脱し、決戦に挑むことになる。
なんだかお約束の連続で話に工夫がないのだが、それだけに安心してみていられる不思議な映画だった。