![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/01304b24.4d119fa3.03ab339a.e88621ab/?me_id=1213310&item_id=14705193&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F5900%2F4988021135900.jpg%3F_ex%3D300x300&s=300x300&t=pict)
「ブラック・ジャック」の何度目かの実写化。
どうしてこう何度もアニメ化や実写化するのだろう。きっと、私のように、そのたびに見てしまう人間がいるからなのだろう。
子役の永尾柚乃を使いたくてドラマ化したのかと思ったが、そういう雰囲気はない。
俳優はできるだけ手塚マンガのキャラクターに寄せようとしている。丁寧に作ろうとしているし、映像が凝っている。最後にマンガの絵も出てきて、原作を尊重しようとしている気持ちはよくわかる。
キリコを女性にしたのもよかった。
改変しすぎれば原作を無視していると言われ、原作そのままでは実写化の意味がない。
難しいところだなあ。
今までの実写化の中では、岡田将生の「
ヤング ブラック・ジャック 」が良かった。白髪になった理由、キリコの名前の由来が描かれ、ピノコ誕生を示唆して終わっていた。
てっきり、連続ドラマ化されるのだと思っていたが、単発ドラマで終わってしまった。あまりにも惜しい。
映画では、大林宣彦の「
瞳の中の訪問者」で宍戸錠が演じていた。これも悪くなかった。
時代劇で言えば坂本龍馬や大石内蔵助を演じるようなもので、必ずそれまでの人と比べられてしまう。
難しいなあ。