カテゴリ:食べ物
敦賀市には数多くの海水浴場があり、40分から50分ぐらいで私のところからは行ける。その中でもお気に入りの海水浴場があるが、それは別ネタとして・・・
その帰りに「ヨーロッパ軒のカツ丼」が食べたくなった。Wikipediaによるヨーロッパ軒の項を見ればわかるが、ここでは卵とじの一般的なカツ丼ではなく、ソース味のご飯にソースをしみこませたカツが乗っているだけ、キャベツなどの混じりっけはまったくない。「元祖ソースカツ丼」として知られ、そのため福井県民は「カツ丼」=「ソースカツ丼」なのである。1年ほど前に春江店でのレポートの書き込みでは店舗の様子を書いた。ヨーロッパ軒では支店もあるがのれん分けした分店も数多い。先の春江店も分店と思われる。 その敦賀にある敦賀ヨーロッパ軒だが、のれん分けは古くもう戦前で70年以上も経過している。そのため味が福井県北部の総本店や支店および比較的新しくのれん分けした分店とはだいぶん異なるように思う。今では総本店とは異なるメニューも存在している。現在敦賀ヨーロッパ軒は5店舗もある。そして僕が好む味は敦賀のヨーロッパ軒である。実は僕が初めてヨーロッパ軒の味を知ったのは、福井市で大学生として過ごした総本店系なのだが、滋賀県に戻ってから食べにいくのは車で40分程度ですぐに行ける敦賀ばかり、それで敦賀の味にになじんでしまったと思われる。 さて敦賀市の駅前店で持ち帰りで注文した。待つこと5分程度。今回は普通のカツ丼840円と大盛りカツ丼1050円。 自動車を走らせて45分程度で自宅と思いきや、子どもが近所の犬と遊びたいということで5分程度帰宅は遅れた。でも帰宅後実際に食べ出したのは、注文してから1時間も経過してしまった。 ビニールの袋から出すと、大盛り(上)、普通盛り(下)。大きさの違いがわかる。 輪ゴムをとって紙包装をとりのぞく。上の大盛りはカツが4枚でご飯も多い。普通盛りはカツが3枚だが、これでもご飯は普通のご飯茶碗の2杯強はあると思う。 店舗内で食べるカツ丼と持ち帰りでのカツ丼だが、内容物に違いがあるように思う。カツを移動してわかりやすくしたが、小さい梅干しが見える。店舗ではたくあんのはずだが。梅干しは腐りにくくするという点では考えれていると思われる。 店舗で手にして1時間、それでもホクホクと十二分に暖かい。まずはソースが染みこんだカツをかじる。カツは厚みはあるとは言えないが、ころもは非常に薄く、正味のカツとも言える。適度な柔らかみを感じる厚みとも言える。 そしてソースが染みこんだご飯をほおばる。ご飯はモチモチしてふっくらとして、ご飯一粒が立っている。このモチモチ感とソース味の染みこんだ味が良い。先にカツを口にしてからこのご飯を食べると最高である。ちなみに米はコシヒカリを使っているとも聞いたことがある。 そしてカツもご飯も後わずかになった。ソースの味はくどくもなく、最後まで食べてもお茶とかの飲み物を必要としない。 もし店舗で食べきれなかったとき、食べ残すことはしないように。実は食べきれなかったときには店員に言えばパックに入れて持ち帰れるようになっている。翌日でも電子レンジで1分弱で暖めても実は非常においしいのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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