カテゴリ:修理
長年使ってきた石油ファンヒーター、使おうとしたら電源が入らない。新しいファンヒーターを買おうかとも思ったが、分解して修理を試みる。
今回のファンヒーターは上部のカバーを取り、前面パネルを取り外してみた。すると想像を絶するホコリの山、掃除機で丹念にきれいにした。ついでに背面のファンも取り外して掃除を行った。 このファンヒーターは何年製だろうかラベルを見ると1994年製、21年前の製品でずっと愛用してきたのである。熱量を確認すると木造12畳程用のものである。そして今はなき三洋電機製。 さて電源が入らない原因を調べる。ストーブ側まで100Vが来ていないのでACコードのどこかで断線しているようだ。それはACプラグの根元が断線していた。(写真右の曲がったところ) ACプラグを切り落とし、ホームセンターにて110円で購入したプラグを付けた。 これで電源が入るようになったので、点火を試みる。「ジジジー」という音がするものの点火しない。燃料ポンプ、気化器、そして点火プラグなどの動作不良が考えられる。 とりあえず燃焼室の点火系をチェックする。これでもホコリなどを掃除したのできれいになったほうなのだが、それでも本当に汚い。 ここには炎検知ロッドと点火ロッドの2つがあり、これらに汚れなどが付いたりするとうまく点火しない。特にシリコン製品をファンヒーターの近くで使うとこれらのロッドが白くなって点火不良を起こすと最近では明記しているようだ。 今回はこのロッドが黒く酸化していたので取り外し、紙やすりで丹念に磨いて取り付けた。 すると見事に点火! 何もなかったかのように使えるようになった。万歳!! 灯油を入れるところの蓋が壊れていたところも修理、ちょっと浮いているが気にしない。 今回は思ったよりも簡単に修理ができてしまった。気をよくして、他にもうまく点火しないファンヒーターを修理してみたくなった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.01.02 16:34:45
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