カテゴリ:Zenfone 2
■高速充電できるクアルコム「Quick Charge 2.0」とASUS「BoostMaster」
最近のスマートフォンでは5Vの高電流で充電するのではなく「Quick Charge 2.0」に対応して電圧を9V、12V、さらには「Quick Charge 3.0」では20Vまで上げて充電する。高電圧の方が高能率で充電できるのだ。 私が使っているASUS社のスマートフォンであるZenfone 2はIntelのチップを使っているだが、充電電圧を9Vまで上げて高速充電できるASUS独自としている「BoostMaster」という機能がある。 しかしクアルコム社のサイトに「Quick Charge 2.0」対応機種のリスト「Quick Charge Device List」に入っている。 「Quick Charge 2.0」では12Vまでの電圧を上げることができるが、「BoostMaster」は9Vまでである。ドコモの「ACアダプタ05」は「Quick Charge 2.0」対応だが、12V出力がなくて9Vまでである。 以上のことからASUSの「BoostMaster」は「Quick Charge 2.0」と同じと考えていいのだろう。 「Quick Charge 2.0」はクアルコム製Socが搭載されている機種だけでなく、Zenfone 2の用にインテルのチップを使った機種でも可能なのだ。 充電器と本体に、「Quick Charge 2.0」に対応したチップが使われているとき、充電器と本体とのデータ通信を行い、合致しているときに電圧を上げて充電できるか確認して行うのである。 ASUSの「BoostMaster」も「Quick Charge 2.0」と合致しているようなので、充電につかうケーブルは「充電専用」では高速に行うことはできないので、データー線も結線されている「充電、データー通信可能」なケーブルを使う必要がある。 百均に売られている充電専用ケーブルではデータ信号が結線されておらず、高速充電が行うことができないので注意する。百均のデータ通信と充電に対応としているケーブルでは問題ない。 ■ASUS Zenfone 2の高速充電表示 ASUSのZenfone 2が高速充電されているときは、画面下に「高速充電」の表示が出る。 また画面上部の充電インジケーターにも違いがあった。 5Vでの通常充電のとき。 9Vでの高速充電のときは、バッテリーの絵の輪郭が太くなり、稲妻の絵の横に「+」の表示も出てくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.04.27 20:25:06
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