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カテゴリ:鹿児島の歴史
鹿児島市上福元町の諏訪南方神社近くにある「田の神さあ」を訪ねた。 田の神の特徴である右手にメシゲ、左手に椀を持っている。 県道20号線沿いで伊作峠に向かう道である。 左側の石碑には「〇頭神」と書いてあるようだが、〇部分の文字は風化していて読解困難だ。 裏面から写す 「田の神」は鹿児島では親しみを込めて「田の神さあ」と呼ばれている五穀豊穣を祈って昔から田んぼに置かれていた石像である。田の神については、これでも拙ブログに取り上げてきたが、概要は次のようなものである。 九州南部の鹿児島県の薩摩半島、大隅半島、宮崎県の一部(都城周辺)の田のあぜ道に立つ石像である。 甑簀(こしきす、しき)を頭に被っている。手には杓子(めしげ)やすりこぎ、椀などを持つ。 18世紀の初めのころから作られたと思われる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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