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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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April 24, 2013
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カテゴリ:絨毯・キリムの話

織りの道具・・・と言っても、織る前に必要なもの。
糸を紡ぐ道具ですね。

いわゆるスピンドルですが、トルコのは円形は主にシルク用か、ウール糸を双糸にするときに使う大型のビュクムで、普通に羊毛から糸を紡ぐときに使われるのは十字型。

DSCN7456 [1600x1200].JPG



真ん中の棒を抜くと、十字型もそれぞれ外せて、持ち運びに便利である。

棒の上の部分に糸をひっかけ、回転させていく。
紡がれた糸は下部の十字部分に巻きつける。


DSCN7460 [1600x1200].JPG


これも規定の形などがない、個々の手作り品。
人により好みのタイプや重さなどがあり、本当に様々である。

もちろん地域によっても多少の差があるし、時代によっては細工などが凝っているものもある。

画像のものはシンプルな、最近まで使われていたタイプ。
トルコでは「キリマン」とか「キルメン」とか呼ばれ、これで紡がれた糸は「キリマン糸」と呼ばれる。
キリマン糸は手で紡いだ糸で、現代のカンガル糸となにが違うかというと、回転数の差による強度と、密度。
そしてキリマン糸で織られたキリムや絨毯は、使えば使うほど光沢が出てくるのである。

手間暇かかる糸作り。
機械で紡ぐカンガル糸が出た今は、わざわざキリマンで糸を紡ぐ人もいなくなってしまったけど、ときどき村出身の女性が昔紡いだ糸を持っていたりする。
それらは稀少なキリマン糸。
良い製品、良い作品作りには無理してでも集めておかなければならない素材である。




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Last updated  April 24, 2013 11:23:22 PM
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