テーマ:政治について(19762)
カテゴリ:健康・医療・介護
日経メディカル電子版が↓9月26日付で、
medical.nikkeibp...202309... 「記憶力と歩行速度の低下は自動車事故の予測因子 事故を起こすリスクが高い高齢ドライバーを見つけるための研究」 と題する記事を掲載している。 記事によれば、見つけた「因子」は、 「主観的記憶力の低下」と「歩行速度の低下」 藻緯羅注:主観的記憶力の低下とは記憶力低下の自覚があること この研究では、 NCGG-SGSの参加者1万9598人から、 車を運転しない人や、認知機能障害がある人などを除いた、 1万2475人が分析対象となっていて、 平均年齢は73歳で、57%が男性で、そのうち、 記憶力低下と歩行速度低下の両方がある人は、 1173人(約10%)であった、 研究を行なった国立長寿医療研究センターの栗田智史氏らは、 日本の高齢ドライバーにおいて、 「主観的記憶力の低下」と「歩行速度の低下」は、 客観的な認知障害とは独立した、 自動車事故とニアミスの予測因子だったと結論している。 結果は2023年8月25日のJAMA Network Open誌電子版に掲載され、 原題は、 「Motoric Cognitive Risk Syndrome and Traffic Incidents in Older Drivers in Japan」 さて... 歩行速度が遅くなると、車で行こう!となりがちかもしれない。 何かを取りに別の部屋に入って... 何を取りに来たんだっけ? あるいは、何しに来たんだっけ? さらには、部屋に入れず、どこへ行くんだっけ? こういうことが増えると、記憶力の低下を自覚する。 ブレーキとアクセルの踏み間違えは、 多くの場合、ペダルの位置を間違えたのではない。 藻緯羅は、そう考えている。 間違えたのは、 「止めよう」が「出発しよう」に変わってしまった。 「止めよう」を忘れてしまったのである。 コンビニに買い物にきて、車を止めようとしているのだが... それを忘れてしまい、買った後の行動をしてしまう。 そういうことなんだと考えている。 ニュースでは、 なぜ踏み間違えたかを伝えて欲しいものである。 2,640円 ![]() 【送料無料】 高齢ドライバーの意識革命 安全ゆとり運転で事故防止 / 松浦常夫 【本】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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