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カテゴリ:健康・医療・介護
2024年6月21日、東京大学大学院が、
「 心拍数を意図的にコントロールする神経メカニズム ――ヨガのしくみにも迫る新たな脳内機構の解明―― 」 と題する研究論文を掲載↓していた。 u-tokyo.ac...press... ![]() 今日が、2014年に国連が定めた「国際ヨガの日」だから? それはさておき、研究のポイントは、 ・自由行動中のラットを用いて、心拍フィードバックの実験系を構築 ・5日間の徐脈訓練により、ラットの不安は軽減し血中赤血球が増えた ・心拍制御には、前帯状皮質から視床腹内側核を経由して、 視床下部、脳幹への神経伝達が関わることを示した 研究者らは、 心拍フィードバック は循環器機能の改善はもちろん、 疼痛や精神状態の改善や心身症の防止につながることが 知られているが、 脳内でどのような変化が起こって心身相関が達成されるかは、 解明されていなかった。 神経基盤の理解のためには動物モデルが必要だが、 言語を用いない動物に自己統制感を獲得させることは難しく、 覚醒下の実験動物を用いた実験系は確立していませんでした と述べている。 確かに、この手の実験をラットで実施するのは困難だろう。 この研究は、それを克服したというのが最大の成果のようだ。 人間を使った実験なら、簡単に実施できそうだし、 倫理面の諸条件を満たすのも難しくなさそうだ。 ちなみに、藻緯羅は、 この”心拍バイオフィードバック”を実践して、 効果を実感している。 今は、新型コロナ騒動で購入した 「パルスオキシメーター」の脈表示を眺めて フィードバックをかけている。 3,300円 ![]() 筋電図バイオフィードバック療法 [ 辻下守弘 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.21 19:54:55
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