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カテゴリ:日本とモンゴル(文化・交流)
まだ正式な発表はありませんが、この夏はMIATの東京ーウランバートル間の便が、1日2便になるとの情報が入りました。「おう、それは便利になるな」と思われるでしょうが、必ずしもそういうことではないのです。
具体的には、現在ウランバートルから朝7時45分にOM501便というのが飛んでいますが、この20分後、恐らく8時5分(?)にOM7501便という飛行機が成田に向けて飛ぶというのです。 ですので、確かに1日2便になるのですが、たったの20分差では利便性の向上というわけでもなさそうです。ですが、メリットはあります。それはキャパの増加、つまり客席数の増加があるので、予約がとりやすいということはあるでしょう。帰りの成田発も同様の措置となります。 なぜこのようなスケジュールになったのか?詳細は発表を待つしかありませんが、現時点での推測は以下の通りです。 MIATは飛行機のキャパを増やすべく、現在の160人乗りの機体から260人乗りの機体に変更する予定でした。一般的には、リース会社から航空機リースで調達します。そしてそれを前提にこの夏の予約を受け付けていました。つまり260人分の予約を入れていたということです。 ですが、リース会社との契約上の問題から、その260人乗りの機体がモンゴルに来ないことが判明したのです。このままでは、既に260人分の予約を受け付けていることから、モンゴル内外で大混乱になることが予想されます。今月下旬から7月上旬のナーダムにかけては、一年で一番混む時期でもあります。 このトラブルを回避するため、MIATは急遽、入手しやすい160人乗りを手配し、1日2便でわずか20分差での運航となったのです。恐らく、チケットを予約済みの人に対して、OM501便とOM7501便に分乗して載せるような案内が届くことでしょう。 私も既に予約している便がありますが、それがどうなるかはわかりません。ただ、出発時間が20分程度の差であれば、乗客にとっても大きなスケジュール変更とはならないでしょう。 なので、これが発表されれば、既に満席となっている便でも空席が出ることが予想されますので、モンゴルを訪れるチャンスとなるでしょう。 というわけで、今夏のMIATはキャパシティアップとなりそうです。ちなみに、これは東京便だけでなく、他のルートでも2便制にする空路はあるようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.09 14:36:57
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