|
カテゴリ:仕事・お金
前回から始まりました、本田健さんの本、『「うまくいく」考え方 新しい時代で幸せになる5つの法則』を、簡単にまとめていくシリーズです。
今回のテーマは「仕事」です。人生をよりよくする仕事の考え方を見ていきましょう。
いつの時代も新しい仕事が生まれる新型コロナウイルス感染症の拡大により、仕事に影響を受けている人もいると思います。不安を抱えているときは、仕事の「あり方」や「向き合い方」を見直すタイミングなのかもしれません。
江戸時代の日本人は、商売が成り立たなければ、すぐに別の商売へと変えていました。いまの仕事を続けるのが難しい状況が出てきたときに、すぐに別の仕事に移る身軽さを持っていたのです。
「終身雇用」「老後の年金」といった仕事の考え方は、20世紀の産物なのでしょう。時代が変わるにつれて、仕事の価値観や考え方を変えていく必要があるのです。
いまの時代では当たり前となった「簿記」ですが、これは中世ヨーロッパで生まれました。その時代、数字は神聖なもので、数字を商売に使うことはよくないものだ、と思われていました。
けれども時代が進むにつれ、簿記が使われ、経済が発展していくことにつながります。時代によって常識は変わっていき、その時代の常識は、いまの非常識になりうるのです。
これからも新しいものがどんどん生まれます。オンライン関係の仕事は増えていき、そのなかでも、工夫や模索がおこなわれていくでしょう。悩んでばかりいないで、時代の流れを読み、新しいものを生み出していくことが必要なのです。
好きなことを仕事にできるのか?好きなことを仕事にできるのか? というのは、いつの時代でもテーマのひとつだと思います。これは、根拠がなくても「好きなことを仕事にする!」と決めた人が、その人生を手に入れていくのです。
好きなことを仕事にする人は、自分の未来にワクワクしています。たえず、自分の仕事をアップグレードしていく工夫をしているのです。それは、幸せになれる理由でもあります。
どんなことでも、真剣に取り組んでこそ、人生は動き出すものです。適当にやっていては本当に好きな仕事は、現れないでしょう。
自分が本当に好きな仕事をするための準備も大切です。なぜなら、チャンスは準備ができた人にくるからです。チャンスがきたら、「絶対に飛び込む!」というメンタリティーが必要なのです。
仕事のなかで不安に駆られるときもあるでしょう。そんなときは「必ず自分の指定席はある」と考えることです。仕事には、「情熱」と「やり抜く力」が必要なのです。
仕事を好きになれるのか?はじめは好きではない仕事でも、やっている内に好きになる仕事もあります。そんな人の特徴が、「自分がワクワクすることをやりながら、同時に相手も楽しくなるように考える姿勢」を持っていることです。
つねにワクワクしながら、相手を喜ばせられる人が、よりよい仕事にしていけるのです。「自分がワクワクすること」「相手を喜ばせること」、この2つの視点を忘れずに、高めていくことが必要です。
仕事は、「商い」と言います。この「商い」は、「飽きない」という意味もふくまれています。
「飽きない」とは、「お客さんが飽きない」という意味と、「自分が飽きない」という2つの意味を持っています。仕事は、いったん選んだら長いつき合いになるので、お客さんも自分も飽きない工夫が必要なのです。
よりよい仕事を生み出していく秘訣は、仕事に「小さなひと頑張り」を加えることです。それにより仕事の質は上がっていき、自分だけの「商い」になっていくのです。
いかがでしょうか? 今回は、人生をよりよくする仕事の考え方をまとめてきました。
20世紀は、日本の国自体が、右肩上がりの成長をしていたので、ひとつの仕事でも安心感があったのだと思います。けれども、時代が変化していき、仕事に対して、どことなく不安感が出てきました。それが、副業などを生んできたのでしょう。
いまは江戸時代の人たちの働き方を参考にして、一人ひとり商売人の考え方を持つ必要があるのかもしれませんね。自分らしい仕事を手に入れ、よりよい人生にしていきましょう。
明日は、人生をよりよくする「お金の法則」について考察していきます。お楽しみに!
それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考文献】 「うまくいく」考え方 新しい時代で幸せになる5つの法則
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/07/13 07:30:05 AM
コメント(0) | コメントを書く
[仕事・お金] カテゴリの最新記事
|