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テーマ:スピリチュアル(137)
ラーニング・ピラミッドという言葉を知っていますか? 今回のブログでは、このラーニング・ピラミッドについてまとめ、その学習法から夢実現方法を見ていきたいと思います。
記憶力がアップする勉強法とは?「ラーニング・ピラミッド(Learning Pyramid)」→アメリカ国立訓練研究所の研究によって導き出された学習定着率をあらわすもの。人が何かを学ぶ場合、どれだけ記憶に残りやすいか、どれだけ定着するのかを方法別に調べたもの。
研究によって、人がどんな方法で学べば記憶に残りやすいかを、定着率順で導き出したのがラーニング・ピラミッドです。ではその順番を見てみましょう。
(効果が低いほうから順に)
「講義を受ける、人の話を聞く」:5%(=平均記憶率)
「読む」:10%
「視聴覚教材を使う」:20%
「実験機材を使う」:30%
「グループ討論」:50%
「体験型学習、体験を通した学習」:75%
「他人に教える、他人に教えた経験」:90%
この順番から、「人に教えることを前提に勉強するだけで、記憶力がアップして学びの効果が上がる」と言われています。「人に教えること」が、最も自己成長につながるということです。
インプット → アウトプット(人に教える) → フィードバック(不十分、理解不足な点が明らかになる) → インプット(弱点を補強する) → アウトプット……
しっかり理解していないと、人に教えることはできないため、教えることで(教えることを意識することで)自分の理解度や不十分な点が、明確に見えてくるのです。
【応用】最高の夢実現方法学習の極意は、「一度体験してしまうこと」だとも言われています。同じような学習モデルで、どれだけ記憶に残るかを説明したものが次の通りです。
「体験のピラミッド」
①読む →読んだものの10%が記憶に残る
②聴く →聴いたものの20%が記憶に残る
③写真を見る・動画を視聴する →見たものの30%が記憶に残る
④実演を見る・展示会に行く →見聞きしたものの50%が記憶に残る
⑤手を動かす実習や共同デザインの講座に参加する →話したり書いたりしたことの70%が記憶に残る
⑥模擬体験や体験学習を受ける・発表を作り実演する・実技を行う →取り組んだことの90%が記憶に残る
この体験のピラミッドから、最高の夢実現方法をわかります。それは、「一度体験してしまうこと」です。どんなイメージよりも、実際の空間でシュミュレーション体験したことが、あなたの脳に強く刻まれます。「望む環境に行って一時的な体験をする」「なりたい人になりきってしまう」など、一番夢が叶うのは、夢が叶った瞬間を先取り体験することです。よって意識は、それにふさわしい自分になるために答えを探し始めます。
「なりきる」が大切ラーニング・ピラミッドの夢実現方法を理解したとき、バシャールの本に書かれていたことを思い出しました。それは、「人生の中で自分の望む現実をつくりだすダイレクトなアプローチ」についてです。これには、「見る・感じる・なりきる」の原理が説明されていて、「なりきる」が、もっとも大切な部分と説明されていました。
・「なりきる」=自分の体を使って行動に移すということ。
人間は、肉体の感覚に依存しているため「なりきる」が大切です。その環境(できるだけ近い形)に身を置くことで、「どんな感覚なのか」「どんな感じがするのか」を肉体の意識が覚え込むことが大切です。
大切なのは、「態度と姿勢」です。覚え込ませることができれば、波動が変わります。そして、日常生活でそのような波動を出すことができ、チャンスや状況が引き寄せられます。そこでのチャンスが、どんなふうに見えても、自分のワクワクによって選びながら行動していけばよいのです。
「なりきる(行動)の2ステップ」 行動①=イメージに合う、物理的なものをまわりに置き、その中に身を置く 行動②=引き寄せるチャンスを、自分のワクワクに応じて行動に移す
いかがでしょうか? 今回は、ラーニング・ピラミッドから夢実現方法までを見てきました。
人間は肉体の感覚があるため、体全体を使った体感が、一番記憶に残るようです。今回の内容をまとめると、疑似体験をして、人に教えると、一番自分の記憶(体)に残るということです。これを応用して、なりきって、自分の望む未来につなげていきたいですね。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
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Last updated
2023/10/20 07:30:08 AM
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